☆いい女☆で行こう!

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私語が止まらない病気

生時代、とある合宿所で、後輩が深夜テレビを観ているのを見た/彼は前傾姿勢で、モニタに食い入るようだった。
番組途中、いわくつきで登場した地下タレントのような誰かを観て、彼はただちに「あー、思ったよりイタくないなー」とあざけるように言った、ほとんど「反射的に」という声だった。
僕はそのとき、(なんだこいつ)と思ったし、立場が先輩だったので、「おい、その気色の悪いテレビの見方やめえや。少なくともおれの前でやんな」と制した。
彼は「えっ」と驚いた様子で、「でもこういうテレビってこういう見方するじゃないですか」と不平を言ったが、当時は先輩後輩の関係は凶悪なものだったので、僕が「あ? "おれの前でやんな"って」と重ねて言うと、彼はささっとテレビを消した。

誰でもテレビぐらい観るだろうし、今ならウェブ動画をいくらでも観ると思う、その点は誰でも同じだ。
が、おそらくその「見方」はかなり人それぞれなのだ、僕の知るかぎり、ずーっと直接でも頭の中でも自分の「私語」が止まらないタイプがこの時代には少なからずいる。
そういう人間は、会話しているように見えるときでも、よくよく聞くとその都度に思いついた「私語」を吐きだしているに過ぎなかったりする、だから全体として「会話」が成り立たない。
ニュースを観ていても映画を観ていても、あるいは小説を読んでいても、何ならたぶん交通事故を見たときさえも、頭の中で「私語が止まらない」という病気に罹っている人がいる、こういったことは誰か偉い人が是正というか治療をしなくてはならないだろう(おれは知らん)。

私語病に罹っている人は、たぶん一生に一度も「聞く」「話す」をしたことがない。

たぶんそういう人は今、ものすごい割合で有象無象の中にいるのだ、老婆心から申し上げたいが、「頭の中で私語が止まらない」ということは決して「自分なりに考えている」ということではない(どうか若いうちに引き返してね、若いなら間に合う)。
レストランに行って、「これがおいしい」とか「この食材が」「ウーン」とか言っている人たちがあるだろう、あれは会話をしているのではなくて私語が止まらないだけなのだ、だから周囲からは「聞くに堪えない」という感触がする。

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