☆いい女☆で行こう!

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マリコの持論
だ子供だった僕は、十六歳のマリコが、バイク乗りのカワサキさんに惚れる瞬間を見た。
ゲームセンターにいたのだが、何かの有線が流れてきて、今思えばあれは尾崎豊だったのだと思う。
尾崎の声を受けて、カワサキさんはひどくきれいな目になった、ただでさえ二枚目なのに、それはとてつもない破壊力だった。
それを見上げていたマリコは、その瞬間に、目の前の男のことが「わかった」のだろう、マリコはもうカワサキさんに何をされてもいい女になった。

惚れるというのはそういうことだと思う、つまり直観的であって感情的でない。
マリコにとっては、カワサキさんのきれいなこころのことがわかったので、そのとたん、それ以上先は知る必要がなくなった。
それがいかに当然のことであるかは、僕にもわかったのだ、それぐらいカワサキさんはきれいな目をしていたから。
マリコから見てカワサキさんのことは、「好き」とかそういうものではなくて、ただ「探していたものが見つかった」ということだった、不良くずれだったカワサキさんはマリコを非行に走らせないよう、きちんと学校に行かせた。

魚がきれいな水に棲むのは、自分で決めたことではない。

カワサキさんの目がひどくきれいに澄むのを見て、そのときすべては決まっていたのだと思う、そしてそれはまったく当然のことだと、今でも僕は思っている。
たぶんマリコは賢くて、あのときすべての決定を受け入れたのだと思う、好意も憧れも生じないまま、あのときのマリコには何の感情も持論もなかった。
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