☆いい女☆で行こう!

   〜オトコ視点からの、恋愛の知恵ノート。 Copyright 2007 Quali,
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「イケてる主義」の死

そらくここ二十年、われわれは漠然と、「イケてる」「イケてない」ということを指標にする主義の中を生かされてきたように思う。
が、どうやらこの主義は完全に死んだ/「イケてる」という主義から、むしろ若い世代のほうが離脱していったように思う。
「イケてる主義」は死んだのだが、それにとってかわる次世代の主義が台頭したわけでもない、だからつまり、現代のわれわれは誰とどう恋あいしたらよいのかわからない
かつては、「イケてる人とイケてる恋あいができればそれでいい」だったのだが、その主義は完全に死んでしまった、これ以上「イケてる」をやらされるのはもう「しんどい」という一点で区切りがついた。

「ヤバい」とか「ワンチャン」とかを、今も聞くことはあるけれど、あれらもほとんどかつての「イケてる主義」の残滓として吠えられている単語に過ぎないように思う。
主軸となっていた主義が死んだものだから、今、マンガの主人公やお笑い芸人などは、明らかに混沌とした「よくわからないもの」が目立って取り上げられるようになっている。
まるで、かつての共産主義者たちがソ連のアフガン侵攻によって主義を失い路頭に迷わされたように、現代はイケてる主義者たちが、日本の家電業界の凋落によって主義を失い路頭に迷わされているように見える。
「イケてる」ということへの道が閉ざされた今、われわれはどこへ向かえばよいのだろう? 拝金主義者を例外として、われわれはどこへ向かえばよいのかけっきょくよくわからない。

ジャニーズでさえ、すでに「イケてる」という主義に見切りをつけている。

ジャニーズは、正当な、思春期に混乱する少女への支えと救済という力があるのだから、確かなものであってほしいと誰もが思うのだが、今は誰も何の主義に立てばいいのかわからないのだ、ひとまずみんなして困り果てるしかない。
今さらボブ・ディランやヒッピーやポストモダンを目指すわけにもいかないし、「意識高い系」もジョブズで打ち切りの感じがするし……となると何をしたらいいのかわからないのだ、朝起きてひとまず呆然とするしかないが、いつまでも呆然とはしていられないのだった。

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