☆いい女☆で行こう!

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パーティ報告73(4)

「人が、『話す』ってことはな、話の内容やないで、みんな話の内容やなく、その『人』を見よるで」
「たとえばおれが、こう……『おれは京都でいうと、中心地じゃなく、宇治川のあたりが好きなんだよな』、と話すわな。この声でな。そうしたら、誰も別に宇治川のことなんかわからへんやろ、そうやなくて、それを話している『こいつ』のことがわかるやないか」
「はい。たしかに、何か安心しますね」
「そう。人が話すということは、内容じゃなく、『こいつ』が『こいつ』に伝わるということ、そうやって『人と人とのあいだ』に起こることを指して、人間世界というの、人が閉じこもってその内側に人間世界があるわけじゃない、人間ってもともとは『ジンカン』って読んだんだから」

「内容はなんでもええねん。人に、相手に、目の前の『こいつ』に伝えることやねん。それで、話の内容なんかようわからんけど、目の前の『こいつ』のことがわかるねん。『こいつ』が伝わるんやな」
「はい、そういえば僕、九折さんが話すことのなかで、『九折さんの話すまともなことシリーズ』っていうのを持っていて。温泉とか旅行とか食べ物の話とかされるじゃないですか。僕それが好きなんですよ」
「www お前、まるでおれの話すことの大半が、まともじゃないといわんばかりの……まあたしかにそうかもしれんが」
「まあそれはいいとして。とにかく、人が人に話すということは、話の内容以前に、『こいつ』が伝わるということ、自分がそうしているように、人は自分が話しているとき、話じゃなくて『人』を見よるで」

『お前、唐辛子を触った手で、目とか鼻とかこするなよ』

「たとえば料理をしているときに、そうはっきり『伝える』わな。伝えておかんとやってまいよるやろ。で、それをはっきり『伝える』ことで、『こいつ』がどんな奴か伝わるんや」
「ゆゆしき問題ですよ、これ、どうしましょう」と、そのことの不得手を自覚した誰かが青ざめて言った、「ほんとに、どうしような」と僕は答えた。

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