☆いい女☆で行こう!

   〜オトコ視点からの、恋愛の知恵ノート。 Copyright 2007 Quali,
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門外を消せ
が「虫」に克つには、「三昧(さんまい)」という事象に至るしかない。
人がいくら念じても、カミサマ的なものは現れない、人はカミサマを意図的に信じるのではなく、出会ってしまって信じてしまう、そのことは「三昧」の中でしか得られてこない。
「三昧」とは何かというと、いわば常識の限界を超えた集中力の状態のことだが、それは一般的に思われている無我夢中というのとは違う、無我夢中ということには興奮がつきまとうが、三昧においては興奮は逆にゼロだ。
まともな「三昧」に入ると、人は興奮ゼロ、きわめて理知的で、落ち着いており、かといってユーモアやジョークや、やりとりの通常性も残している、誰よりも「まとも」に見える、そしてすさまじい存在感や光や処理の速さを見せつける、それでいて本人は静まりかえっているのだ。

「三昧」に至るにはどうすればいいかというと、逆に「どうもしなければいい」ということになる、これは難しいのだが、「厳密に」、どうもしないということだ、この「厳密に」ということが、一般的にはほとんど不可能というか、想像しているレベルの外側にある。
何かひとつのことをするとしたら(たとえば部屋の掃除でもいい)、そのこと以外は完全にゼロに滅却するということだ、掃除をするとなったらそれ以外の「すべて」を「厳密に」消し去る/すると、おそらくほとんどの人が体験したことのないナゾのクリアな世界が現出する。
人は一般的に、「一所懸命」的な幻想の価値観をねじ込まれており、部屋の掃除をしようとすると、腕や膝に力を入れるようになる、けれども厳密にはそれは「掃除」ではないので、そういったものも消し去る、そして部屋を掃除すればきれいになるが、その「きれい」というのも直接「掃除」とは関係ないので、その価値観も消し去る、部屋をきれいにするために掃除しているのではない。
理由も方法も価値も消え去って、ただただ人の「行為」が爆発する、それは極めて静かで落ち着いており、犯しがたい光を帯び始める、このときこの当人に悪口を言っても無駄で、褒め言葉を言っても無駄、色仕掛けをしても無駄だ、ただひとつのことを除いては滅却されてしまっているので、何をしたって通じない、どんな仕掛けを放り込んでも、きわめて冷静に落ち着いて処理されてしまうだけだ。

学門に入るということは、門外を消すということ。

門外を消せ! けっきょくどこかで一度は、この事象を体験しないと、人間は虫に克てない/門外のことをあれこれ増やしていくと、ざわざわして物理的に「豊か」になって気がするが、それは決して豊かさをもたらしはしない、なぜならざわざわと数多いだけでそれらは「世界」を形成しないからだ、いかなる無数の刺激物も「世界」を形成しないならそれらは究極ゴミでしかない。
三秒でもいい、あるいは三十秒ぐらいでもいい、願わくば三十日、さらには三十年があればなおよいが、あなたのこだわりのすべてを――一時的でいいから――消せ! それが消えた瞬間、あなたはむしろこれまでのすべての時間こそが寝ぼけていたのだとはっきり識ることになるだろう。
 
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