☆いい女☆で行こう!

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タメニ理論5

なたがポテトチップスを買ってきたとする。
あなたはそれをバリバリ食べながら、「あ、よろしかったら九折さんもどうぞ」と差し出すはずだ。
それは何の問題もないことだが、それにしても、そのポテトチップスは僕の「ために」買ってきたものではない。
だからそのポテトチップスは、ただのウメエポテチの味しかしない(ウマイけどな)、そして肝心なことは、そのポテチをありがたく食ったところで、世界はまったく得られてこないということだ、この道筋に人間世界は決して広がらないのである。

一方、僕があなたに向けて、「お前に買ってきたぞ!」と、買ってきた「黒板消し」をプレゼントしたとする。
黒板消しは、全力で使い道がないので、あなたはメチャクチャ困るはずだ、それでいて、あなたはその黒板消しをとても「捨てづらい」はずだ/なぜなら僕は、そんなアホなものを本当にあなたの「ために」買ってくるから。
そうなると、あなたの部屋のどこかには、その使い道のありようもない黒板消しがえんえん居座ることになるが、あなたはその黒板消しをしばしば目にし、「うーむ」とやりきれない気持ちになる、「なーんか捨てるわけにもいかないし、どうしよこれ」と。
その何の使い道もない、価値もなければいっそ迷惑でさえある黒板消しが、自分の部屋の中にあるということに、しかし「世界」が得られてくるのだ、もちろんわざわざそんな嫌がらせみたいなものを買う必要はないのだが、仮にそういう無価値なものでも、「タメニ」が入っていると、本当に「世界」が得られてくる/僕があなたの「ために」買ってきたもの。

「あなたが買ってきたものを、僕に差し出す」のではだめで、あなたが「僕のために買ってきた」ということが必要だ。

これは、似て非なるもので、ここが肝心なのだ、あなたが作った料理を僕に差し出すというのはだめで、初めからあなたが僕の「ために」作った料理でなくてはならない。
わかるだろうか? 僕があなたの「ために」黒板消しを買ってくるということは、「僕は黒板消しを買っていない」ということなのだ、あなたの「ために」の行為であって、僕自身の「ために」の行為ではないので、僕自身は黒板消しを買っていない、あなたがいなければ僕は黒板消しを買わないのだから、僕は黒板消しを買っていない/もし僕が、自分で買った黒板消しをあなたに差し出したとしたら、それはただの不要品の押しつけだ。

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