☆いい女☆で行こう!

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背後の基本は学門にあり
油屋Aは、決められたレシピどおりに醤油をつくった、それでも毎年味が違うことに、「不思議だな」と首をひねっていた。
醤油屋Bは、決められたレシピどおりに醤油をつくった、それでも毎年味が違うことに、「そういうもんだよ」と、特に何も思わなかった。
AもBも、何十年と醤油をつくり続けた、そのうちAは「ひょっとして……」と味が変動する秘密に気づき始めた、そして実験を繰り返した、一方Bは、そのうち「毎回同じことの繰り返しだ、つまらん」と感じて醤油づくりに飽き始めた。
数十年の後、Aは誰にも真似できない驚異の知識と感覚で、傑作の醤油をつくる名人になった、一方Bは、レシピどおりにつくれば新人が作ったものでも同じ味で、それは機械が作った味でも同じだった。

AもBも、醤油屋としてまったく同じ労働をしている。
差は、その背後に学門を覚えたかどうか/Aはまったく自発的に、そこにある「不思議だな」ということに気づいた、この「不思議だな」と覚えた学門は、世界中の誰も教えてくれないものだ。
「発酵に最適な気温と温度」は、資料を調べたり、Google検索したら出てくる、でもその「最適」は、発酵に最適なだけであって、「おいしい醤油にするのに最適」というわけじゃない。
まして、2018年に収穫されたX地方の大豆が、文化的に継続されている日本の食卓に佳い味をもたらし、人々に生と健康とよろこびを与える醤油になるべきとして、手元にある木樽を用いて最適な発酵をするにはどうすればよいか、他の誰かが知っているわけがない、そうして検索したって出てくるはずがない重要なものを学門という。

あなたはBさんに、デートに誘われる。

なぜならBさんは、「毎回同じことの繰り返しだ、つまらん」と感じているので、生きることに刺激がほしいのだ、それであなたを合理的にデートに誘う、Bさんは「人生楽しまなきゃ損だよ」と笑顔で言う。
あなたがAさんと好(よしみ)を結ぶには、あなたも自ら「不思議だな」と首をひねって生きている人でなくてはならない。
できるオンナだね | comments(0) |
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