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裏帳簿の赤字と黒字

とえばまったく色気のない女子高生に、「別に大学受験がエライのじゃない、ただ人生の拡大からオリてはいけない」ということを熱弁しているとする、そのとき「なんでおれがこんなことせなあかんねん〜」という声が内側に起こる、この声は明るい。
これに比べると、たとえば「念願だったフィジーの旅行に行ってきました〜」という声は、なぜかそんなに明るくない/比較して「なんでおれがこんなことせなあかんねん〜」という声は、何か笑えるほど明るいのだ。
「なんでおれがこんなことせなあかんねん〜」という、納得のいかなさより上位に、「まあふざけんな、おれがオリてたまるか」というわけのわからない力強い声がある、それで「なーんでこんなことしているんだろうな、わけわからんぜはっはっは」という明るさが生じる。
その明るさの声は、「裏帳簿で黒字が出ている」ということを示している、「なんでこんなことせなあかんねん」というヤレヤレ感の背後で、真の利益が得られていることを、人はどこかで知っている、だからそのときの声は明るい/またその逆のときの声は暗い。

「はっはっは、なんでこんなことに必死こくハメになったんだ」と明るい声を発している奴は確かにいる、しかし声が明るいということは、裏帳簿では黒字、真の利益が得られているということだ、つまりカルマ的なものを償却しているので、身には光や徳性が啓かれていっている、つまり本当の意味ではトクをしている。
一方、表面上は自分の希望どおり、納得のとおりに満たされていくとき、声はなぜか暗くなっていくものだ/「給料も上がってきたし、前から考えていたとおり、広い部屋に引っ越したんです。すっごくいい部屋で。あとクルマも買おうかと思って」と、そのときの声はなぜか明るくない。
僕の後輩は就職面接のとき、「先輩にシゴかれました」という話の中で、その先輩の特徴について「そりゃもう、理不尽の専門家みたいな方で」と説明して面接官に大ウケし、無事内定を勝ち取ったが、その理不尽イコール納得がいかないという中にこそ、真の利益とむやみに明るい声がある/比べて希望通り・納得どおりの声はどうしても暗くて弱く、荒みやすい。
「なんでわたしがこんなことせなあかんねん〜」という嘆きの中で、嘆きの感情に取り込まれず、「はっはっは、やったろうやないか」と巻き返していること、それが正しく成り立ったとき、はじめてむやみに明るい声が生じる、それは裏帳簿に黒字が出ているということだ、この黒字が一部の負債を返済しきると、人間の身はポンと徳性を開放する、これまで見えていなかったものが見えるようになり、できなかったことができるようになるのだ。

実例、「部活のクソ環境をやり抜いたとき、なぜかアルバイトがすぽーんとラクになることが起こった」。

割と3K環境の激務アルバイトをしている人なのだが、なぜかそのアルバイトをこなそうという直接の目標と努力ではなく、部活側のクソ環境を乗り切ったときに、「あれ?」と、状況判断の能力が格上げされることが起こった/激務環境でなお、目の前に起こっていることが「見える」という徳性が一段階開放されたのだ、これは一般に知られる「トレーニング」という発想では到達できない境地になる。
人間には、視認しづらい「裏帳簿」があって、この帳簿が黒字に向かうまで、徳性は閉じたまま、どうしても明るくはなれない、自分が何をやるべきで、またやめるべきか/「裏帳簿」の出納を直観して、「なんでわたしがこんなことしなくちゃいけないの」と思えることに、「これをやるのが当然」「これだけはやらないと」ということを見いだしていく、そのことが掴めたとき人は初めて本当に明るい自分に近づくことができる。

視点変えてこ | comments(1) |
コメント
裏帳簿の黒字、ちょうどこのまえありました。仕事のトラブルで徹夜したんですけど、なんでわたしが!と思いながらも朝になる頃には解決もみえて、一緒に徹夜してくれた人たちと明るい気分になって冗談言って解散したんです。疲れ切ったけど清々しかった。だから今回すごく腑に落ちるお話でした。
2018/02/17 12:29 AM by なほ
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