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平等主義と、失われた「身分学」

あ頭のよい人向けに、ちょっとマジで困る話をして差し上げよう、先の記事で「平等主義は身分主義を土台にのみ成り立っている」ということを示したわけだが、ならば身分を見積もる「身分学」というものがおぼろげにも必要になってくる。
つまり、何かしらのパラメーターで、身分の「スコア」を算定し、階級づけせねばならない、道場なら「この技ができたら初段」とかスイミングスクールなら「○メートル泳げたら○級」とかするように。
「身分」が存在する以上、平等主義を実現するためには、身分学において僕とあなたと、またすべての人において、完全に同一階級、同一スコアが見積もられる、という公理が示されなくてはならない、そうでないと身分に格差が生じてしまって平等ではなくなる。
もちろん安易には、「みんな人間、だから平等」と言い捨てたくなるのだが、そんなに話は甘くない、「ジャージを着ていても人間、ドレスを着ていても人間でしょう、じゃああなた一人だけジャージが与えられても差別に当たらないはずです」ということになる、そうなると実際には「ジャージとドレスとでは文化的な意味合いが異なる」ということになるのだが、「じゃあ身分学に文化性質のパラメーターを盛り込まないといけませんね、『みんな人間』というだけでは話は済まなかった」ということになってしまう、もちろんこの話は初めからクリティカルなのだ。

「身分学」……つまり、オナニーに狂ってその他は世の中に毒づくことがストレス発散になっている引きこもりキモオタと、マハトマ・ガンジーは、本当に平等の「身分」なのだろうか、マハトマとは詩聖タゴールがつけた「偉大な魂」という意味の冠称だが、それで言うと引きこもりキモオタも「マハトマ・キモオタ」なのだろうか。
困ったことに、平等主義だけが強行され、「身分学」がまったく構築されていないので、当のキモオタが「ハーイ、ブヒヒィ、そのですねぇ、同じ人間であるからには、小生も偉大な魂といってよろしいかと、そう思うとテンションが上がりますねぇ、よって本日のエリープたんオナヌーはとびきり官能的かと、あのつぶらな瞳が、それを想像するとすでにヌフォカポォwww」と主張してきた際には、彼の主張に抗弁するロジックがないのだ、すると感情として慣習の押しつけと人格攻撃をするしかなくなる、しかしそれは個人の個性を否定したということで現代で憎まれているパワハラにしか相当しない。
「身分学」らしきものがまったく育たず、平等主義だけが葵のご紋のように押し通るという世情が成り立ってしまい、われわれはこの破綻した欠陥品に平伏せざるをえない状況になった、この「身分学がない、身分学らしきものさえない」というビハインドが、われわれに巨大な行き詰まりと、際限のない不快を強いているのだった(もちろん自業自得ではある)。
僕が中学生だったころ、Kという先生がいて(何か特別な経緯で招かれたらしい)、当時の女子生徒に流行していたシンナー遊びをピタリとやめさせたことがあった、静かな先生なのに「すごい」と評判になった、そのことでK先生は生徒からも父兄からも他職員からも一目置かれるというか、正直なところ別格扱いされていたのだが(家庭訪問のとき家族全員が門の外で待って出迎えるということさえあった)、そうした出迎えの生じる「身分学らしきもの」を、現代のわれわれは喪失したのだ、これはマジに喪失したのであって、取り返しのつかない大問題なのだった。

僕はこれから、「身分学」の諸定義を練っていこうかと思うが、平等主義の人には教えませ〜ん。

僕が練りあげる身分学の諸定義を知ることによって、あなたの「身分」が大きく向上する可能性があるかもしれないが、平等主義の人はそんなもの要らないというか、そんなもの初めから大否定だろう、身分の向上とはたとえば「高価なドレスを、当人が『着たい』と望むのではなく、周囲が『着せたい』『着てほしい』と望むようになる」というようなことだが、「そういうことにはぜひ興味がありますゃぁぁぁあ」というようでは、まったく平等主義の徒ではない、もっと平等に「あー国中の食事が配給制にならないかな〜」と談義する会合に帰りやがれ。
「身分」について/僕は自分が、女の子に「コーヒー買ってこい」とおつかいを命じて、その女の子が「おつかいを命じられちゃった」とよろこぶようでなければ、そんな厚かましい命令は絶対にしないしそのときは男として身分がクズだと焼身自殺したくなるだろうが、そのような「身分」が本当には何で成り立っているのか、学門で追求する値打ちが実にあると思うのだ(いや、追求したからといって開示するとは限らんけれども)。

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