☆いい女☆で行こう!

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覚醒少年と汚辱された少年の仮説

「少年」は、実は身分がすげえ高いのかもしれない。
何しろ、匂い(scent)から、この世界を直接読み取り続ける(認識を排除して体験を得つづけられる)という次元に到達している。
これは修行者のたぐいでいえば、そうとうなハイクラスだ、しかも何の教えもなしに勝手にそこに到達している。
人間の身分は上下に変動するから、年を取るほど身分が上昇するわけではない、気位(きぐらい)は上昇するけどな……つまり「少年」は常に「ガキ」とは限らず、中にはめちゃくちゃ身分の高いやつがいる可能性があるということだ、便宜上それは「覚醒少年」と呼んでいいだろう。

男女平等の世の中で、もちろん男が女に勝っているところなど今さら何一つもないが、女はいかに男まさりにはなれても、たぶん「少年」の域には到達できない。
もちろん女性だって冒険家になって冒険の旅に出ることはできるだろうが、「少年」のように冒険に出ることはできないだろう、何しろ少年は「未知の世界に飛び出していく」のではない、「既知の世界を持っておらず、ゆえに未知の世界との区別を持っていない」という状態で冒険の旅に出るのだ/少年の目にはもともと青山が見えていて、既知の世界に「帰る」という概念がない、よって少年の冒険は日常であって非日常ではないのだ。
宮崎駿の世界でいえば、少年は冒険の旅に出るのに、トトロの案内を必要としないのだ、野良猫のムーンも要らないし黒猫のジジもいなくていい、ここで「少年」はすでに霊的なモンより身分が上だと言える、だから少年期に霊的なモンに脅かされる少年はすくないが、少女期に霊的なモンに脅かされる少女はとても多い/優れた少年は、何にも巻き込まれず冒険の旅に出ることができ、いっそ霊的なモンさえ「一緒に連れて行ってやる」というケースさえある。
赤子は女性を母体として生まれてくるにせよ、その赤子が「少年」にまで育つと、これはもう、女が飼い慣らせるたぐいではないのかもしれない、ここから推測するに、「少年」となった自分の子供に脅かされたという経験がある母親は多いのではなかろうか? 僕も十歳のとき、百科事典の「物質とエネルギー」という分厚い一巻を黙々と読んでいて、それを見た母親にドン引きされた覚えがある。

女性は花の香り(scent)を嗅ぐ、少年は花の香りを嗅がないが、それは花でなくてもすべての匂い(scent)を嗅ぎ取ることができるからだ。

この仮説を正しいとすれば、ひとつのナゾが整合する、なぜかこれまで<<僕と長く親しくやっていける女性の全員は、花の香りをやたらに嗅ぐ>>という共通項があったのだ、このとき女性が花の香りに向ける慕情と肩入れは、男の僕にはどーしてもわからないところがあった/あれは女性にとって、花の香にだけ直接世界の匂い(scent)を嗅ぎ取ることができるからなのか。
僕が春の夜風を吸い込むと、その匂い(scent)の中にある世界に引き込まれて、「数千年前の春の匂いがする」とか言い出して、ふらふら〜と歩き始めて行方不明になる、あの現象と同じことが、花の香り(scent)を嗅いだ女性には起こっているのかもしれない/あくまで仮説だが、この仮説が正しいならば、冒険に出た少年がやがて秘密の花園にたどり着き、そこに愛する少女を連れて行ってやるという行為が正当なのだと、ロジックにおいて言いうることになる。

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