☆いい女☆で行こう!

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覚醒少年と汚辱された少年の仮説2

女平等を実現せねばならないが、そこにもし「少年」という、性別の限定を伴った、たとうべき徳性の現われがあったとしたら、われわれはどうすればよいだろうか。
むろん、その「少年」という徳性を、叩き潰してしまうしかない、ポル・ポトが知識人のすべてを虐殺するしかなかったようにだ、われわれは覚醒少年のすべてを、「殺す」わけにはいかないが……その徳性が死滅するよう工作をしなくてはならない。
少年の身に毒が入れば、少年はもう世界の霊香を嗅ぎ取ることはできなくなるだろう、その後はただの「ガキ」が残る/そして少年の身に毒を入れるなら、猥褻な刺激物をひとまとめに摂取させれば十分だ。
それによって、「少年」という徳性と特権の身分は消失するだろう、これはよいことだ/そのことを深く察して、男尊女卑を是正しようとするウーマンリブの勢力も、股間や乳をアピールして踊るアイドルのたぐいを攻撃はしないのではないか? もし単純に男尊女卑を是正するならば、ああした女性の愛玩物アピールこそを第一に排撃するべきであるのに、今のところそうした声はほとんど聞こえてこない。

われわれの、この、水面下では叫喚がひしめていてるような現代の暮らしが成り立つのには、ある見落とし、「少年の身分が思ったより高かった」という見落としがあったのだという可能性がある。
見落としがあって、そのくせ水面下では恣意的に、「少年」を汚辱する工作をしてきたという可能性がある/ひょっとすると、何もかもが、実は少年を「育てる」気などさらさらないのではないか? 少なくとも僕が少年だったころ、ソフトボールチームへの加入をさも人間として最低限の道義であるかのように言い立てる監督役に詰め寄られて、むしろ監督役の男こそが、その瞬間に「世界」からはじき出されたのを目の前に見たことがある。
もし、思いがけず「少年」の身分が高かったとして、その身を汚辱してやれば少年は徳性を失うだろうが、それで特に男女のあいだに徳性の差はないという平等性が実現できたとしても、そうして身分が高かったものを汚辱して徳性を残壊したことには、深い罪業が残るのかもしれない、だとすれば、もう現代の女性がこころの底から笑うことはできないという現状に説明はつく/少なからず女性が告白することがある、「底深い後ろめたさ」にも説明がつく。
男女平等を成し遂げるのに、障害となるのは男の「男らしさ」などではなく、より重大なこととして、「少年」の徳性だったのだ/そして現代においては、徳性を残壊された少年がそのまま大人の男となって、そこに「見るべきものが何もない」というありさまがグロテスクに見えるので、女性は怨嗟の声を叩きつけているように思える、それでも女性は純粋な完全正義の地位に就けない感触があって、その違和感に戸惑っているのだ。

少年からその徳性を奪い去ると、そこには「見るべきところが何もない」者が残される。

過去、きわめて少ない、ごく一部の男だけが、その身に少年の声と眼差しを残していた、「少年」というのは「若さという概念さえ必要としない」という高度な状態だ/少年には大人が何を話しても通じない、それは少年が未熟だからではなくて、少年が高度すぎて、われわれの話すことには少年が必要とすることが何一つありえないから通じないのだ。
うつくしいレディよ、その髪と、つま先の尖った赤い靴、少年はその髪を撫でる青空の風と、赤い靴が履き物ではなくなるための光る地面を創っていた、あなたがそこに立ってうつくしく映えるためにだ、どうしてこんなものをあなたは殺してしまったのか。

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