☆いい女☆で行こう!

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パーティ報告79(5)

「男なら、『好き』という感情が、高等な感情じゃないということを知っていないといけない」
ある男性が、「好き、という感情に、どうしても引っ張られるじゃないですか? それはどうすれば」と言った。
「それについては、明快な回答がある」と僕は言った。
「その女のことが『好き』だというなら、その女が愛している男のほうへ、その女が幸福になるほうへ、堂々と送り出してやることだ、そのことさえわかっていれば、どれだけ自分がのたうちまわっていてもかまわない」

「逆に、その女が愛している別の男のところへ行くのが、絶対にイヤでどうしてもダメだというのなら、その女のことが『好き』だと言い張ってはならない、そこは取り下げるべきだな、好きといわず我欲において『欲しい』というだけなのだから、『好き』と言い張ってはならない」
「『好き』という感情は、強烈で甘やかだけど、高等な感情というわけじゃないんだ、本人は気持ちいいけれど、あくまでレベルとしては高等じゃない、子供でも持てるワガママ感情だ」
「その感情がどれだけ強烈でも、上位の感情と『濫(みだ)るなかれ』だ、上位の感情を上位に据えたままなら、いくらのたうちまわってもかまわんよ、ただこの上下を違(たが)えると、またロクなことにならないんだ」
……と、エラソーに僕は言ったのだが、この正しいことを、僕だって必っっっっ死で履行しようとしているのだ、余裕綽々のフリをしているのはただの意地でしかない、業の炎で焼かれる心地がいつだってしているもんよ/その煉獄のここちを、僕は「我慢」しているわけじゃない、「正当だ」と引き受けているだけだ、もともとおれみたいなモンが泣き苦しまずに生きていけるわけないんだから、初めから「もっと来んかい」と引き受けているだけ、そしてどれだけ焼かれても「曲げるのはいやだね」と突っ張っているだけだ(だから全員おれにやさしくするように)。

「目の前に女がいると、ドッカーンと愛してしまう、ただそれだけなんだ」というと、目の前の女が、「あなたは本当にそれだけですね」とほほえんだ。

好きな女のことを考えると、そのたび内臓がでんぐり返りそうになるよ、それをまさかのまさか、我慢ではなく制御で解決しているだけだ、たぶん想像をぶっちぎるほどのレベルでな/その制御はほとんど、「いついかなるときも野垂れ死にしろ」と身に命じているようなものだから、まあ一般的には正気の沙汰のたぐいではない、あげく野垂れ死にがトラブルになることも許されないのだから、もうめちゃくちゃだな、初めから死んでいる人間のようであるしかないような話だ。
僕はすてきな女性が通りすがるたび、その女性をこころの底からドッカーンと愛して、そのまま見送っているよ、それを失恋にカウントしたらもう何億回も失恋していることになるな、わりと冗談でなく……/「好き」という感情は強烈だが、どれだけ強烈でも、それを上位の感情に違(たが)えてはならない、自分に上位の感情がなかったとしても、なお上位の感情と違えてはならない、「自分の最上位のキモチです!!」ということで、これまで愛を為したすべての人を足蹴にして自分がトップに立つようなことがあってはならない、そんなところに立てる身分ではないのだから。

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