☆いい女☆で行こう!

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端末と生え抜きのゴシップ体質

年、われわれがスマートフォンを手にしたことによって、新しく身に起こっている変化がある。
それは、われわれが、無条件で「ゴシップ体質」になったということだ。
たとえば今日、何かしらウェブサイトを開くと、ニューストピックに、「石原さとみさん、IT社長と旅行デート」というような見出しが出ている。
十数年前、こういったトピックは、特定のゴシップ好きしか知らないものだった、わざわざゴシップ用の雑誌や新聞を買っている人しか知りようがないネタだった。

もし、僕がたとえば学生時代に戻ったとして、当時の誰かが「石原さとみがIT社長とデキているらしいっすよ」とゴシップ話を持ち出したら、ただちに「はあ? 何その話題、きっしょ、死ね」と返していたと思う。
当時は、若い連中なんて、ワイドショーにかじりついているような変人しか、そんなネタは知らなかったのだ/しかもわざわざそんなヨソのゴシップを話題に出してくるような奴は、もしいたら無条件で「最下層」の扱いだったと思う。
当時、若い男性が二十人ぐらいいると、二人か三人ぐらいが「アイドル好き」で、誰がかわいいというよりは、誰が伸びるとか、誰が好みとかいう話をしていた、それにしてもどこか遠巻きに、「お前らきっしょいなあ」と扱われていた気がする。
昔、「KAT-TUNの赤西くんがチョメチョメで……」という何かの話を聴かされた記憶が僕にあるが、たとえそんな話を聴いたって、当時はブラウザの横カラムにトピックが表示されるわけではないので、追跡の機会がなかった、すると二日後にはもう忘れている/それに比べると現代のわれわれは、自分の脳みそが何を考えるかについて、ブラウザの横カラムに表示されるトピックで決定されている、われわれの脳は今、自分のメモで動いておらず、他人が構築したゴシップメモで動いているのだ。

人類史上、われわれほどゴシップに精通した民族はない。

IT技術が、われわれに最も広汎にもたらしたものは何かというと、「ゴシップ」に尽きると思う、昔で言うと書店に置いてある下世話週刊誌を全部買うような奴のレベルだ、そしてそんなゴシップ屋とは話すことがないし、話したくもないというのは、人類史上変わらないひとつの真実だった。
今、少なからず若い人が、内心で「人と何を話したらいいかよくわからない」と感じていることがあると思うが、その理由のひとつにはこの「ゴシップ体質」がある、生え抜きでゴシップ体質の訓練を受けているので、「関心」のメカニズムが土台から壊れているのだ。

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