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カルマ肉の真相12(メンヘラとカルマヘラ)
がまともに生きていくのは大変だ。
まともに生きていくということの、トラブル例として、いわゆる「メンヘラ」というのがありうることが、すでに一般によく知られている。
それでこのところ、「メンタル」の獲得がよく言われているのだが、じゃあ「メンタル」を獲得できればまともに生きていけるのかというと、そうでもない。
メンタルを獲得すれば、確かにメンタルヘルスの問題は表面上解決するかもしれないが、カルマ肉の問題は依然として残る/「強いメンタル」というのが、安直に「カルマ肉の問題を力ずくで無視する」ということでしかないのならば、強いメンタルもやがて自分を滅ぼすだろう、われわれがまともに生きていくというのはどうしたってそれなりに大変なのだった。

オラつきやリア充は、確かに「強いメンタル」の側にあり、メンタルヘルスの問題は出てこないだろう、だがしばしば、その気勢はカルマ肉の激化という代償の上に成り立っている。
そこは単純にいえば、メンタルヘルスの問題を回避できるぶんだけ、肉の側のヘルスにリスクを生じているということだ/人によっては、実は「オラつかないと生きていけない」「リア充やっていないと生きていけない」という、切実な依存症が起こっており、この依存症は医療マターとしては検出されない。
メンタルは堅牢でも、肉の身はカルマにメタメタに食われているということはよくあるのだ、パワハラをしないと生きていけない人や、自慢話をしないとマジに生きていけない人、定期的に怒鳴らないと生きていけない人や、ドヘンタイコンテンツを摂取しないと今日が生きられないという人が本当にたくさんいる。
強引に簡単化するなら、「メンヘラではないが『カルマヘラ』だね」という人がいくらでもいるのだ、メンヘラは生活力に危機をもたらすが、カルマヘラは自分の存在性に危機をもたらす/単に「メンタルが強かったからカルマヘラになった」ということがあまりに多い。

自分を見つめる人はメンヘラになり、自分を見つめない人はカルマヘラになる。

あなたの母親は、自分自身のことを見つめないタイプではなかろうか、その場合「ちょっとは自分のことを見つめたらどう?」と娘としては思うが、それを見つめさせても今度はメンヘラになるだけなのだ、自認性の自己はメンヘラになり、非自認性の自己はカルマヘラになるということにすぎない/メンヘラは少しでも血を抜こうとし、カルマヘラは少しでも血を入れようとする。
というわけで、そんなケチくさいことを言っておらず、学門に向かったらどうかねと僕は勧めたいのだ、「日々学門ですわ」というだけでスッキリしない? 「まとも」に生きていくのは大変だが、どうせなら、わけもわからず大変というよりは、学門として大変、と定義したほうがまだ生きがいがあるじゃないか。
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