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格上は格下から学べない2

「格」というのは、ルール・枠組みで形成されるものだが、その格付けそれぞれの「上下」については、ほとんど社会通念で定義されている。
だから、たとえば「社会人」が、「大学生」に学ぶことはまずないし、「女」が「男」に学ぶこともまずないだろう、「親」が「子」に学ぶこともまずないし、日本人が中国人や韓国人に学ぶこともまずない。
仮に、ここに十四歳の「女優」がいたとして、この十四歳の女の子が、僕に「学ぶ」ということはまずない、なぜなら格付けにおいて彼女は「女優」格であって、僕のほうは無格だからだ。
「格」の性質の強力なところは、本人の意志や希望や選択とはまったく関係なく、強制的に「格下からは学べない」という性質をもたらすところだ、本人がどうこころを砕いても、格上の者は格下の者の、言葉を聞いたり、そのやることを真に見たりすることはできないのだ/究極的な格上者は、けっきょく親(少なくとも「親分」)の言うことしか聞けないし、学べないということになる、本人の意志とはまったく関係なしにというのが面白いところだ。

だからけっきょく、「世界から切り離された人」は、別に暴力団ではなくても、何かしら「○○組」に入ってやっていくしかないのだ、「○○組」には「親分」がいて、また親分の下も、それぞれの地位が細かく「格付け」されている、その中で格上から格下へのトップダウンでしか命令系統は機能しない。
社会人が大学生から学ぶことはないし、女が男から学ぶこともまずないが、「親分」がそう命令すれば別だ、「お前はあの下のモンから学べや」と命令したら、「はい」であっさり済む、別に親分じゃなくても親そのものでもかまわない。
「世界から切り離された人」は、この点について、覚悟する必要がある/「世界から切り離された人」にとって、世界中すべての「言葉」は意味が無いのだ、自分の組にある格付け上、「兄弟(同格)」「頭(かしら)」「親分」の人の言うことがすべてであって、組の格付けに属していないすべての「言葉」は届かないように作られている。
よって、総合するとこのように言える/それぞれの「格」があり、それぞれは社会通念上で「格付け」され、その格付けの集合体が「組」だと言える、自分という単体が「世界」につながるということは、この「組」から脱退するということだが、これは現実的には至難といわざるをえない、なぜならすでに「言葉」を失った者にとっては、「組」の外はまっくらで無意味な空洞だからだ。

格上は格下から学べない、それは組のルールに反するからだ。

ごく例外的に、その組の「親分」が、「世界」や「言葉」に接続していたら、組員は組に属したまま、世界とつながることができるのだろうが、残念ながらそういうケースはごく少ないし、そういうケースは破壊されるのが現代のパターンだ、たとえばわれわれ日本人の「親分」も、天皇陛下というよりは総理大臣であって、さらに総理大臣というよりは、アメリカ大統領か中国共産党だ。
それならば、誰か「世界」や「言葉」に接続している人を「親分」に奉り、自分は現在の組を抜け、その組に移籍したらいいんじゃないかと思えるのだが、そうはいかないのだ、なぜなら組を抜けるということ自体、自分で決められることではなくて、頭(かしら)や親分が決めることだからだ、頭や親分の承認なしに組を移籍なんてできない、格付け上、頭や親分の言うことが「すべて」なのだから、移籍じたい親分に決めてもらう必要がある。

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