☆いい女☆で行こう!

   〜オトコ視点からの、恋愛の知恵ノート。 Copyright 2007 Quali,
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格はずし

目黒の熱帯夜、灰色ニット/肩丸出しの女が/カールさせた栗色の髪/友達らと連れだって/とんがった口紅/ストローを差されたかき氷/ショートパンツからアジアの素足/膝頭かわるがわる歩いてゆく
なんてうつくしいのだろうと僕は思う、僕は今日これを考えた、ややこしくなってしまった人は別にして、「格はずし」のことは誰に教えてもよいのではないか、まして肩丸出しの、これから行ける勇敢さのある少女に向けては。
人は、なおも、うつくしくあろうとしている、そして、単純な誤解がある……彼女らは・彼らは、意地を張っているのでは実はない、ごく単純な誤解があって、うつくしくなる・うつくしくあるということは、己を格付けてゆくことであり、格上げしてゆくことだと思っているのだ。
それは誤謬というより、正しいことを知らされないまま来ているだけの、無垢な不具合にすぎず……少なくとも、正しく教わればパッと誤解をやめてしまう、勇敢な人たちが残されているのは確かなのだ/うつくしい灰色ニットを尻目に、僕は「格はずし」のことをやっていこうと考えた。

ややこしくなってしまった人は、しょうがないけれど……
「格」をはずす、何であれば、「人格」まで外してもかまわない、人格を外しても、そこに世界と「人」は残るのだから/多くの人は単純に、格付けを足していくことが、己をうつくしくすることだと誤解していて、格をはずしたら醜くなるのではないかと、誤解している、この誤解はただ正しいことを断言するだけで解消できる。
格をはずしたら、めちゃくちゃになってしまう? そんなことはまったくなくて、格を外したら何かとんでもないことになるという、その予感さえ含めて思い込みだ、もちろん格を外して何もないスッカラカンだと話にならないが、そこはエコーを通してやればいい、エコーの命令を通してやれば、そこに命が宿る、命が宿ることを見つけたら、思い込まされた人格などさして業務以外では必要ないのだ。
エコーで格をはずす、「エコーで格をはずします」と、僕がはっきりやればいいのだ、僕がというよりはマスターが、はっきりそれをやればいい、ああすべての両親とすべての教師がマスターだったらよかったのにな。

「エコーで格をはずします」

バーカ、ゴミ野郎、と、そんなことを言われる腹が立つ、どうしてそんなことを言われると腹が立つ? それは誰かがあなたを見ているからだ、誰かがあなたの人格という格付けをじろじろ見ているから、格で揉めて血と僻みが沸き立つのだ、マスターはあなたの人格を見ないだろう、マスターは世界とあなたを見るが、あなたはしょせんこの世界の同体であるから、世界はエコーであり、あなたもエコーになる、評価の一切は命令ではないので、いかなる評価にも命は反応しない。
エコーで格をはずします、それはあなたが、命と世界に還るために、このことはすぐに実現可能だ/ただし、ややこしくなってしまった人を除いては、そりゃ人それぞれ事情ってものがあるんだろう。

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