☆いい女☆で行こう!

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WS報告006(3)/導師事件

夜連続のワークショップを終え、けっきょく日曜日の昼までやり、帰り道を三人で歩いていた、その中途に公園の木陰のベンチで休んでウーロン茶を飲んだ。
するとそのとき、赤いアロハを来た巨躯の、西洋人の方が通りかかって、はたと、われわれのすぐ目の前に立ち止まり、こちらを向き直って、数秒間僕のことを見つめた、白人の方の実用的なサングラス越しに/太鼓腹が印象的なその巨躯は、非常に大きなものに見え、(……な、なんじゃあ?)と僕はただその迫力を見返していた、まったく悪い人には見えないが、完全に穏やかな人というふうにも見えない、サングラスの向こうに瞳の色は見えない、ただ目の前で僕のほうにはっきりと向き合っている。
数秒後、その巨躯の外国人は、僕に向けて第一声、これは穏やかな声で、「……グル(導師)デスカ?」と訊いた、われわれは三人が三人とも、内心で(えっ!!!??)と驚いた/十分に看取されての訊かれ方に、粗雑な答え方を返すわけにもいかないので、「う……まあ、そのようなものです、よくおわかりですね」と答えた。
「べーすハ、何デスカ? ヨーガ、仏教、哲学……」「う……。えー、根本的な帰依は仏教ですね」「道元、トカ」「!……お詳しいですね」「道元、大スキデス」

オ邪魔シマシタ、といって、満足そうに、その巨躯の男性は歩き去っていった、炎天下の中を……その後ろ姿は何となく、日曜日だからどこかのミサにでも行くのかな、というふうに見えた、本当にそうかはわからない。
というわけで、何がどうだったかというと、つまり、ついに通りすがりの外国人に第一声から、「グル(導師)ですか」といきなり言われるようになったぜ!! なんだこりゃ、誰がそんなことになれといった!! オモシロ人間もここに極まれりだ/どーですかみなさん、いきなり通りすがりの外国人から「グル(導師)?」「おう」みたいなやりとりになることってある? 夏休みの日記にそんなこと書く奴ある? そんなことになりたいわけではまったくないのに、オモシロ人間ぶりだけが強制的に上昇していくぜ!!
よくまあ、Tシャツにジーパンで、何の飾り物もつけず、ベンチでウーロン茶飲んで煙草吸っている僕が、グル(導師)に見えたものだな、「グル」というのは教義にはヒンドゥー系の、バクティ・ヨーガ等の指導者のことを指す、むろんおれがそう知っているということではなく、ウィキペディアにそう書いてあるというだけだ、そんなものを志したことは一度もない(当たり前)。
まあ、僕だってそこまでバカじゃないので、あの数秒間で、あの外国人の方が僕から何を読み取り、何を聞きとり、何を感じ取っていたのかは、わかっていないわけではない、そりゃおれがわかっていないわけがねーだろうよ、そしてそこまでじっくり読み取られたからには、テキトーにウソを答えるわけにもいかんかったのだ/そりゃじっくり読み取ってあるていど確信が得られなければ、いきなり「……グルデスカ」なんて専門用語は出てこねえよ、それにしてもとっさに「道元」という単語まで出てくるとは、あの人はいったいどんだけ勉強してんだ、日本語を含めて東洋の学門に精通しすぎだろ。

日本人が鈍すぎる説。

おかしいだろ!! どうして東洋人かつ同国人であるわれわれが集まっても何も気づないのに、通りすがりの西洋人が一発で、グルジャネ→仏教デスカ→ジャア道元トカ、と気づくんだ/断言していいが、僕が東大の哲学科の中を歩こうが、永平寺の周りを歩こうが、道すがらに「導師ですか」と言われることはありえねーよ。
ああ、どうしてこうなった/もちろん例外的に、たまーにご年配の、きれいにお年を召された方が、何かやたらうれしそーに僕を拝んでいくことはあるが、どうしてこころが素直で無垢なはずのスカートを短くした女子高生とかは寄ってこないのかな、僕はガールフレンドをあと18000人ぐらい募集しているのだが、実際に起こることといえば、巨躯の外国人にグル呼ばわりされるという事件なのだった、そういうことじゃねえんだよ、もっと安くていいからセクシーでロマンチックなやつをくれよおおおお。

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