☆いい女☆で行こう!

   〜オトコ視点からの、恋愛の知恵ノート。 Copyright 2007 Quali,
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次なる恋愛フォーマットのゆくえ
まに、恋あいのことを考える。
多くの若い女の子が、恋あいなし生きていくのはかわいそうだ。
今、事実上、恋あいは無理なのだが、なぜ無理かというと、フォーマットが壊滅しているからだ/フォーマットに乗るのは基本的にダサいのだが、かといってフォーマットなしで恋あいを獲得しろというのは、現実的にご無体がすぎる。
今どき合コンというのもリアリティがないし、ねるとんやらあいのりやらテラスハウスというのも、遺物であって使いものにはならないだろう、ましてゲレンデでシュプールというのはさすがにない、だからチャットアプリで出会い厨をするしかないのだが、これは青春が欲しかった女の子に対してあまりにも残酷すぎる仕打ちだ(iOSはちゃんと、「出会い厨」を予測変換してくれる、なんてひどい話だろう)。

フォーマットというのは、たとえばバレンタインデーに、「はい、義理チョコ」みたいなことが、社会通念上に成立していたことを言う/もし何のフォーマットもなければ、元日にやたらハガキが届いたら「何これキモい」ということになる(年賀状というフォーマットも、おそらく今の十代にはないはずだ、年賀状は20世紀で終焉したのだろう)。
われわれは、フォーマットなしには、他人にチョコレートも贈れないしハガキも送れないのだ、だからフォーマットなしに恋あいなんかできるわけがない/たとえば、今聞くと冗談みたいだが、かつて女性は、男性に食事に誘われると、「あの、それってデートってことですか?」と、そのことを確認しようとしてアワアワしたものだ、それは「デート」というフォーマットがあったということだ。
もちろんそんなことを言い出せば、僕より古代の人も、元旦には本当に「書き初め」とかしていたのだろうし、元服とか帯刀とかいうのも本当にあったのだろう、旧来のフォーマットはすべて失われてゆき、現代は代わりにコスプレというフォーマットが出てきたのだが、コスプレで勃起してセックスして「恋あい!」というのは、いくらなんでもな……しかし実際にありうる、もう合コンを考えるよりコスプレコンパを企画するほうが脳みそがまともだろう、あとはジョギングやボルダリング等のフィジカルコンパがありうるが、フィジカルというのは基本的一人で営むものだから、これを恋あいに結びつけるのはどうもやりにくい。
現代で、非コスプレ的恋あいを考えるなら、「君の名は」みたいにするべきなのだろうが、何しろ僕は未だその映画を観ていないので、その先は考えられないのだった、なんだそりゃ/とりあえず現代の恋あいは「君の名は」に倣おう、何しろ観ていないので好きなように言えるのだった。

「家族」ですることがなくなったように、「男女」でもすることがなくなった。

フォーマットの崩壊に合わせて、することがなくなったのだ、今どきお盆に迎え火や送り火を焚く人はないだろうし、お中元だのお歳暮だのもまもなく消えるだろう、上場企業で忘年会や新年会をしているところはまだあるのだろうか? クリスマスや正月も実際には「することがない」し、男と女も、先輩と後輩も、教師と生徒も、店と客も、死者と生者も、することがなくなったのだ、だから何もかも業者が運営するイベントに頼るしか、営みらしきものは持てなくなってしまった。
具体的には、すべての年中行事は、コスプレイベントにするのが最善だと思う、クリスマスコスとか正月コスとかお盆コス、節分コスやバレンタインコスということなら、はっきりとした一年間が忙しくなるだろう、そうしたら差し当たり、出会いの機会は増えるし、恋愛に発展することもあるはずだ、これは冗談で言っているのではなく割とリアルなこととして言っているつもりだ、青春のフォーマットは今のところコスプレにしか光がない/男とデートなんかするのは勘弁だが、コスデートなら「いいかな」という、次のフォーマットが見えてきてはいるのだ。
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