☆いい女☆で行こう!

   〜オトコ視点からの、恋愛の知恵ノート。 Copyright 2007 Quali,
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カネで自信は買えねー
はよく、神戸の話をするが、それはいわゆる思い出補正で話しているのではなく、実際に神戸がすさまじい街だから話しているのだ。
GDPの問題ではなく、たとえば横浜が神戸に勝つことはありえない、そんなことは、夜の三ノ宮から元町まで歩けばわかる、理屈でなくもうどうやっても勝てない/しかもこの背弧に六甲山と異人館と旧居留地と中華街とメリケンパークとモザイクと海と瀬戸内と灘高校と湧き水と日本酒と多数の大学があるのだ、勝てるわけがない。
夜の富山も、すさまじいもので、富山では予約なしには夕食ができないのだ、活気と食のよろこびが違いすぎる、そして言わずもがな京都もすさまじい街だが、京都のすさまじさは、京都市ではなく京都府全体がそれだというところにある、京都にはハリボテのエリアがないのだ、そりゃ千年も都だったのだから格差はしょうがない。
目黒区に住んでいる僕が言うのも、裏切り者という感じがするが、中目黒や代官山が神戸に勝てるわけがない、銀座でさえ勝てないのに/東京はみんな「勝ちたい」からおしゃれしているのであって、もともとおしゃれなエリアではない、だからご存知のとおり、勝つことをあきらめた人々が、今老人の群れとなって東京にあふれかえっている、東京はしばらくヨーロッパと競うことを棄権しなくてはならないが、神戸ならヨーロッパ諸国と戦えるだろう、神戸という街がどのようにして成り立ったのか、僕は一度郷土史を研究してみたいと思っているぐらいだ。

多くの人は、カネが欲しいと思っていると思うが、本当は、みな「自信」が欲しいのだと思う(本当に困窮している人は除くが、本当に困窮している人はこんなブログ記事を読んでいる場合ではない)。
だが、残念ながら、カネで自信は買えない、いちおうニューリッチ層にでもなれば人並み外れた「自信」が手に入る、ようには見えるのだが、こうしてカネに後押しされた自信というのは、当然ながら当人を虫食むのだ、カネでしか自信が買えないという痛烈な自覚がどうやったって突き刺さるからだ。
そのことはちょうど、東京が、GDPで東京を言い張ろうとしているということに似ている、新宿のGDPは三ノ宮と元町のGDPを上回るかもしれないが、それが本当の意味での新宿の自信にはつながらない、アメリカは極端な軍事国家だが、最近はいいハリウッド映画が作れないので、アメリカは自信を失っているだろう、いつまでもボブディランだけを言い張っているわけにもいかない。
そういえば先日、僕の友人が、東南アジアの或る聖地に旅をしてきた、そして聖地の人々と交歓したそうだが、彼女は帰国して第一声、「建物が立派なだけで、日本はずいぶん "遅れている" のではないかしら? 世界の人々は、本当にこころを開いていて、とてもたくさん勉強しているのよ、とてもじゃないけれど追いつけないぐらいに」と言った/彼女の言うとおり、GDPで自信は買えない、個人がカネで自信を買えないことのように、僕は彼女に、「その背後には信仰もあるんだ」と言った。

こころを開いて、交歓して、たくさん勉強して、何十年かの歴史を歩み、その背後には信仰もあったという人に、勝てるわけがない。

この当たり前のことに、目を伏せて、ナゾの村の習慣に引きずりこもうとするのが、日本という国のやり方だ、特殊にドメスティックな方法を持っているのだ、鎖国政策の影響だけとは思えない、もっと大きな陰が潜んでいる/写真でもみればわかるが、大正や昭和初期のほうが、日本は世界水準に近かった、現代では真似できないおしゃれとファッションが、当時の時代風景に記録されている。
われわれは、何か不当なことを考え、不当なやり方で自己を強化したため、そのときに何かにつけこまれたのだ、悪霊でも入っているとキメツケたほうが正しく判断できるぐらいだ/旅から帰ってきた彼女は、僕のことを、「世界から見たらあなたが "まとも" なのね」と理解してくれた。
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