☆いい女☆で行こう!

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競争原理に仕込まれた「横一列」という罠3

れてはならないことがある。
たとえば、僕が続けている例会のパーティ企画だが、あれはもう長いあいだ、僕自身が最も多く散財する、という形で続けてきたのだ/もともと、僕が利益を得るためにやっていることではない、ただの楽しいパーティだ。
厄介なことに、僕自身がもともと性向が保守ではなく、リベラルなのだ、だから初めは僕自身が、単純な意味で平等、横一列で「当たり前でしょ」という形をとってきた、そして僕は男性だし、たいてい年長者なのだから、おれがパーッと使ってやるぜということで、長いあいだ僕が最も散財する、オゴる、というふうにしてきた、僕はそれでまったく問題ないと思っていたし、何ならこれからも元の形に戻したとしても、僕にはまったく異存はない。
が、僕はそれでよくても、多くの人が、なぜかナゾの不穏と、悲鳴を上げ始めたのだ、説明なしに「バカ女どもをつけあがらせないで!」と、当の女性本人から怒鳴られることもあった、僕には何のことだか初めはまったくわからなかった/僕には直観がなく、学門しかないので、追及していないことは本当に知らないのだ、だが多くの女性は直観に何かを感じ取れるものらしい、それで今となっては、もう基金を設立してくれる人もあり、僕がまったく散財しなくなったことで、逆にパーティは常に愉快で、堅牢に楽しめるものになった。

この、パーティのくだりをリマインドするのは、「横一列」がいかに危険かということを確認しうる材料にしたいからだ、僕は「横一列」といいながら、もう長いあいだ女性たちに対しては、ゲジゲジ虫の身分で奉仕するということを続けてきたので、僕自身はその「横一列」に属していなかったのだと思う、だから僕の身には何の悲鳴も生じなかったが/「上下供与」が為されるところに、「横一線」のバトルをもって応じると、とんでもないことが起こるのだ、何が起こるとは言えないが、本人が本当に落下していくのだ、僕はそのすさまじい悲鳴の主を抱きかかえ、救急車まで呼んだことがある。
突然だが、誰しも料理屋で食事をしたとき、支払いを済ませたら、「ごちそうさまでした」と言うべきだ、「お客様はカミサマです」というのは商売人からの見方であって、客からの見方ではない、そして誰に向けて「ごちそうさまでした」かというと、店の「大将」に向けてだ/どうして店の主人を「大将」といい、バーの主人を「マスター」というのか、この国には王がいるので、王とは呼ばない、王の下で天下を預かるのが将軍であり大将だ。
「大将、ごっそさんでした! これお代」というのが正しかったのだ、行使された力(金力)はどこへ行くと思う? メカニズムを考えろ、<<もしその代金のほうが偉いのであれば、あなたは代金を料理に変換すべきではなかった>>、カネを下に投げるということは、下方に力を奉納するということだが、そのトリニティが何をもらたすか、構造において考えろ。
財布から「偉いもの」が出ていき、口の中に「卑しいもの」が入るのであれば、そのメシは必ずマズく、そのメシは必ず己の心身を損なっていくだろう/「ごちそうさまでした」と言わずに偉そうなお金を払っていく人は、食事を「買い物」しているのだ、さすがにバッグを買った人が「ありがとうございました」と店員に頭を下げることは少ない、「買い物」とそうでないことへのカネの使い方の差はつまりこのトリニティの違いにある。

カネを下に投げるということは、感受性からのリターンがあるということだ。

単純に簿記で考えても、たとえば百万円で自動車を買うことは、百万円=自動車であって、帳簿上もイーブンなのだが、「百万円に車を受け渡す」側より、「車に百万円を受け渡す」側のほうが、偉いと感じる仕組みがある、商売というか生業の原点がこれだ、これはこれで、この感覚がわかっていない人は、まともに商売ができないわけでもあるが、この感覚しかもっていないという人も、ついに生業に殺されるということが起こってくる/もしあなたが、車のディーラーに頭を下げられることがあったとしたら、「いえいえ、こんな立派な車を!」と突っぱねる精神を持て。
商売人は、生業として、カネに頭を下げなくてはならない業にある、それは当然のことだ、だがそこで「客」が、ふんぞりかえっているならば、これはカミサマではないだろう、カミサマではないので正規の客ではない/商売人がカネに頭を下げざるをえないところを、「いえいえ、こんな立派なものを!」と言ってくれる客があれば、そのとき商売人は、「業者」ではなくなり、生業に殺されるトリニティから脱することができる、そのとき確かに「お客様はカミサマです」という文脈が成り立つだろう、商売人を業のくびきから脱させてくれたのだから。

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