☆いい女☆で行こう!

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WS報告017(1)/「自分の畑」

をもって「自分の畑」と言いうるか/「所有者として登記されていたとしたら」「ふむ、では人類がまだ役所を持たなかった時代、人々は "自分の畑" を持たなかっただろうか?
「自分が好きにしていい畑」「ふむ、ではガソリンを撒いてもよいだろうか、ガソリンを撒いたときそこはもう "畑" ではないとわたしは考える」「自分がそこの作物を食べて生きている……」「ふむ、では作物の一切を、恵まれない人に分け与えたとき、それはもう "自分の畑" ではないだろうか?」
このようにして考えると、社会的にはともかく、人文的・直観的には、「自分の畑」というのは、「自分が世話した畑」ということになる/自分が世話したことで実った畑、自分が世話しなければ荒廃したであろう畑のことを、われわれは「自分の畑」と呼んでよい。
「だからわれわれは、自分の道を歩むといって、己が "道" をズカズカ歩むつもりでは、それは "自分の道" になんかならないのだ、逆だ、<<自分が道の世話をすること>>、自分が世話したからこそ成り立った道こそが、「自分の道」になるのだ、「自分が客・ゲストとして招かれている状態で、身につけられることは限界があるよ、すぐ頭打ちになって、本当のモノはどうしても身につかないんだ」。

「本当のモノはすべて、努力ではなく "悟性" でしか身につかない、悟性を授かるしかないんだよ、そして悟性というのは、天才でないかぎり、自分が世話をした道から授かるものであって、自分が世話になっている道から授かるものじゃないんだ」
「たとえばここに、客に旨いものを喰わせねばならないという、命を帯びた寿司職人がいたとする、彼は寿司屋という商売で生きながらえているのではなく、客に寿司を喰わせるという使命のために自己の生を費やしている、彼は寿司道の世話をしているんだ、寿司業界に世話になっているわけじゃない、彼は自己生存のために代金をもらっているのではなく、客に旨いものを喰わせる寿司屋をずっとやっていくために代金をもらっている、寿司屋があるから彼が生きていけるのではなく、彼があるから寿司屋が生きていける
「そういう、道の世話をしている人は、道から悟性を授かるんだ、ふとフグの白子を見たとき、『色あい的に、旬はまだかな』ということがパッと見えるようになる、 "悟性" なんだ、そうした悟性を、自分が世話した道から授かるということ、フグの白子の旬の色あいなんて、お勉強して身につくようなことじゃないからね」
「旨いものを喰わせることに、命があるから、次第の彼の目は、パッと見てうまそうな食材とそうでない食材を見分けるようになるんだよ、なぜそんな見分けがつくようになるのかは彼自身もわからない、自分が世話した道から悟性を授かるというのはそういうことなんだ」
「だから、本当のモノを身につけようとしたとき、方法は二種類しかないんだ、自分が道の世話をして悟性を授かるか、そうでなければさっさと天才であるかだよ、天才というのは例外的に、授かる前から悟性をもっている、でもそんな天才は、初めから生きることを捨てているような人しか成立しないので、なかなか現実的じゃないだろうな、天才というのは自己の生より天のほうがはるかに大事と、幼い頃から見切っているような人だから」

作物をもらって食べれば、満腹して満足するような気がするが、そこに「自分の畑」はまったくない。

現代が作り出す「消費者」という根性は、その絶え間ない満腹こそが満足であり自己実現だと、すりこむことから形成されている、自分が何かの世話をするという発想は、そもそも発生しないようにデザインされ、消費と満腹の発想だけを続けるよう訓練されている。
「この数ヶ月、おれ自身がわけのわからないほどの飛躍と発展を得るところを、みんな目の当たりにしてきたと思うけれど、これは当たり前のことなんだ、だってこのワークショップは、おれが世話しているおれの畑だもの、これを荒廃させないようおれが世話して、これを発展させるようおれが力を尽くしてきた/だからおれがこの道から悟性を授かるのは当然なんだ、みんながおれを先生として招いているんじゃなくて、おれがみんなを客として招いているんだからね、本来の形はその逆だったということが見えないといけない、たとえば吉田松陰という人が松下村塾というのを開いていたそうだけれど、それは吉田松陰が暴れ回って弟子たちがお客さんとして満足しにきたという塾ではなかっただろうな、弟子たちが "先生の教えを広めよう" としていたはずだ、そういったことが想像力に見えてこないといけない、道義の問題ではなく、レベルの問題として、そこで身につくもののレベルが前もって頭打ちにされちゃうんだよ」

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