☆いい女☆で行こう!

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パーティ報告86(4)/基礎教育のコーナー「仁」

「それでは、ヴェジ青年をターゲットに、基礎教育のコーナーを始めまーす、みんなヴェジ青年を当て馬に、勉強するよろし」
「こんなことね、本来は、理屈で伝えるようなことじゃないんだけどね、ジンギレイチシンって知っているか、なんとなく聞いたことはあるかね、モッカドコンスイと同じような記憶で」
「儒教の基本、五徳ってやつだな、仁義礼智信、さてじゃあ一つ目の『仁』はわかりますか、『仁』ってなんじゃらほい」
「わからんか、そうだな、そういうもんだと思う、『仁義なき戦い』とかのタイトルは有名だけどな、じゃあ仁義ってなんぞやと言われると、実は誰もよくわかっとらんもんだな」

「仁というのは、単純には『思いやりのこころ』だ、自分の損得や感情とは関係なく、誰かのことを『かわいそうやん』と思うようなこころだ」
「義というのは、正義うんぬんでわかりやすいように、自分の損得や感情とは関係なく、人として『やらなあかんことがあるやろ』と見つけるこころのことだ」
「たとえば、電車で優先席というのがあるよな、ご老人や身体のお悪い人に席を譲るというやつ、あんなもんな、アホの話だぞ、優先席であろうがなかろうが、電車の座席なんか全部優先席じゃ、目の前にしんどそうなババアが立っていたら、『かわいそうやん』と感じ、『人としてやらなあかんことがあるやろ』と見つけないといけない、そうでなきゃ頭がパーだよ、これ基礎教育ね、とにかく理屈だけでも頭に叩きこんでおけ、仁と義だ」
「電車では、高齢者に席を譲るのが『マナー』とか言われているけれどね、こんなもんアホの発想であって、地獄行きの発想なの、何がマナーなものか、マナーって『方法』ってことだぞ、そんなもん、マナーであろうがなかろうが、目の前にババアがしんどそうに立っていたら、かわいそうだから『どうぞどうぞ』って席に座らせるだろ、マナーなんか要らんのじゃ、人々に思いやりの機能が失せたことを、マナー強制で補ったフリをしても無駄だ、諦めて地獄に落ちろ、いいかヴェジ青年、思いやりがない奴はクソだ、どれだけマナーがある善人のふりをしても、内部で思いやりのこころが機能していないものならクソなんだ、クソなものはクソと断じろ、自分がクソになる可能性も引き受けてクソはクソだと堂々と断じろ/いいか、おれは少なくともそう『教えた』ぞ」

「仁のこころを、言われてみると、持っていないだろ? それを持っていないってことは、自分が仁のこころを向けられたときにも、向けられたそれをすべて見落としているってことなんだ、それが一番まずいんだよ、見落としてきた分だけ、帳簿は真っ赤っかになっているぞ」

「ここしばらくで、己の仁のこころが発揮されたのはいつだ、どのときだ、思い出してみろ/って、こうして具体的に言われてみると、特に『ない』だろ、それがないってことは、仁のこころがないってことなんだ、こんなもの自然発生はしないんだよ、どこかでしつこく教育されないと、仁のこころなんて学べないんだ、そしてそれを教わってきていないってことは、思いやりのない世界を生き続けるってことなんだよ」
「半年かかった商談が、ようやくまとまって、金曜日におめでとーってなって、酔っ払って帰ってくるおっさんが、歩き煙草もできないのはカワイソーだろ、ガム噛んで帰れってのか? それが『カワイソーだけれども、どうかここは……』と、痛ましく思いやりながら、なおも言い渡すというのであれば、まだ歩行喫煙禁止区域というのもわからんではない、けれども、それを『正論』と思って言い放っている奴は、もう気が狂っているんだ、おれが狂っているか向こうが狂っているかのどちらかだよ/善悪と仁、善悪と思いやりは、まったく関係ないからね、おれは一ミリも善人ではないが、仁のこころがないのは単に性能の低いアホだと思っている、お前らも、別に悪い奴になってもいいから、仁のこころを学んで持てよ、いいか覚えておけ、いくら善人ぶったって、それで仁の代用はできないからな、今世の中には、仁義礼智信をことごとく持っていないポンコツが、己の低性能をごまかすために、必死で善人ぶっているというパターンがあふれかえっているんだ、そういう奴になってごまかしで生きるのはやめろよ」

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