☆いい女☆で行こう!

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客はバカスカ喰うのが仕事だ2

近は、出世欲を持たない人が多いらしいが、それは無欲になったということではなく、己の生が「闇」である予感(ないしは確信)に、絶望しているからだ。
客はバカスカ飲む・喰う・買うのが「仕事」ということを知らないので、ただ消費気分なのだ、だからその消費というのも「もういいです」と思っている、もちろんそんな誤認のままではどんな暮らしをしていても光輝はわずかも得られないのだ。
まともな経営者は、自分が喰うために経営しているのではなく、雇っている従業員たちを「喰わせなきゃ」と思って経営をしている、それと同様に、まともな客は、自分が喰うために飲食店に来ているのではなく、その店の連中を「喰わせなきゃ」と思って食事に来ている/若い人々へ、これは何も突飛な発想ではなく、割と当たり前の発想だから、そのように知っておいてくれ、自分が飲食店に食事に行くということは、自分が喰いに行っているのではなく、そこの従業員たちを「喰わせに行っている」のだ、そうでなきゃ街には何の値打ちもない。
出世欲がわからない人へ、もしくは誤解している人へ、わかってもらいたいが、正しい出世欲というのは、自分がいいものを喰うために出世したいということではなく、「自分が出世したら、もっと多くの人たちを喰わせられるのに」ということで、出世欲が湧くのだ、自分が喰うことしか考えていない出世欲はサイテーであって、それは自分が喰うことしか考えていない無欲も同様にサイテーということなのだ。

たとえば、当サイトでは、長いあいだ原宿の某店でパーティ企画を継続しており、さすがに原宿で朝までどんちゃん騒ぎをすると、そこそこの金額にはなってしまうのだが、ここで幸福なことに(パーティの連中はよく知っておいてくれ)、われわれの払ったお金は他でもないコバヤシアニキの元に落ちている、自分の知らない誰かのところへ落ちているのではないのだ、このことはきょうびなかなか得られない幸福なのだ。
少々高くついても、コバヤシアニキのところに落ちているなら、「まあいいか」と思えるじゃないか、コバヤシアニキだってたまには旅行ぐらい行くだろう、そのときのホテルのグレードがちょいと上がるだけだ、「街」というのは本来そういう機能のものであって、われわれにとってそうした「街」との接続はとても重要なものなのだ、われわれは自分たちが気分良く酒を飲んでいるのみならず、コバヤシアニキを喰わせているのでもあるのだ、それだからこそわざわざ街に出て飲む酒は旨いんじゃないか。
現代、われわれは、バカスカ稼ぐことが「仕事」だと思わされているが、そうではない、そのような誤解をするように、われわれは誘導され操作されているだけだ、バカスカ稼ぐことはそのまま「稼ぎ」であって、それ自体は「仕事」ではない、バカスカ稼いだ者の「仕事」は、然るべきところにバカスカ使うのが「仕事」だ、このことがわからない人は、怨恨のせいで学門(経済学)がわからなくなっているといえる、よって不思議に「何もかもから嫌われていく」ということが起こっているだろう。
「稼ぎ」を「仕事」と誤認しているから、客としてカネを使うときに、態度がおかしくなるのだ、カネを使う客は店側の仕事ぶりを審査するのではなく、第一に自分の食いっぷり・飲みっぷりという、自分の仕事を審査するのだ、それでこそ「(あなたという)お客さまはカミサマです」という街の思想が現成する/僕がどこでもバカスカ喰ってバカスカ飲むのは、単なる食い意地からではない、ついどこでも仕事熱心だからだ。

自分を生きさせるのが稼ぎであり、誰かを生きさせるのが仕事だ。

だから経営者は従業員を喰わせるのが仕事だし、客は店主を喰わせるのが仕事だ、教師は生徒を生きられるようにしてやるのが仕事だし、医者は患者を生きられるようにしてやるのが仕事だ、生きるのには力がいるのだから、人に力を突っ込んでやるのが「仕事」だ/誰だって寿司を喰えば生きていられるが、それは寿司そのものが為している仕事であって、寿司職人が為している仕事ではない、寿司職人は寿司そのものに生を与えるのが仕事だ、その仕事に長けた寿司職人がいなければ、もちろん寿司はこの世から死に絶えてしまうだろう。
業突く張りにでもならないかぎり、この世に楽しい稼ぎなんて存在しないが、同時にこの世に虚しい仕事なんてない/どんな大富豪が寿司屋を開業したって、それなりのお代を取るだろうが、それは大富豪が小銭を稼ぎたいからではなく、少しはお代を取らないと客の側が「仕事」できないからだ、「仕事」できずにただメシだけ喰って帰ってしまっては、客の内臓はどんどん真っ黒に澱んでいくだろう、その場で職業をやるのは職業人だけだが、仕事というのはどこでも万人がしているものだ。

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