☆いい女☆で行こう!

   〜オトコ視点からの、恋愛の知恵ノート。 Copyright 2007 Quali,
<< 何をしたらいいかを「知る」ということ | TOP | 恋あい論への期待とセクシャリティの崩壊2 >>
恋あい論への期待とセクシャリティの崩壊

あい論への準備をしている、と書いたところ、思いがけず一斉に、「期待しています」的なメッセージが集まってきた。
これは正直、意外だった、周囲を見渡すかぎり、いまどき恋あいのことなんて誰も一ミリも期待していないと思っていたのだが……
さしあたり、知っておかねばならないことは、今多くの人の、実際の態度や表れをフェアに見るかぎりは、誰も恋あいやロマンスを求めているようにはまったく見えない、ということだ。
このことは、LGBTの現象はひとまず捨象したとしても、おおむねセクシャリティの崩壊から起こっている、男性が男性らしく、女性が女性らしいというのは、男性がオラついているということではないし、女性がデカパイを揺らしているということではない、そんな安アニメのキャラクターのようには男女の世界は成り立たない。

セクシャリティの崩壊は、何も修復されねばならないという問題ではない、たとえば仮想的に春夏秋冬が崩壊したって、そのときは「ふーん」という話であって、修復せねばならないという話ではないし、たいてい修復後の春夏秋冬なんてニセモノになっているだろう。
だから、おおむねは、セクシャリティが崩壊した事実を検分するだけしか、われわれにできることはないのだが、その点でひとつわかりやすいことには、女性が「女言葉」を使わなくなったということがある、メイド喫茶で給金のアルバイトでもしないかぎりは、いまどき女言葉なんて誰も使わない/「〜かしら」「〜だわ」「〜なのよ」という言い方は死滅し、ムリにこの言葉を使おうとしても、女性の心身にはたちまち「草」が生えてくるはずだ。
今、女言葉を使えるのは、そのことで給金を受けている者か、そうでなければ、オカマの人だけということになるだろう、そのことを考えると、いわゆる腐女子の人がよく知っているように、今はホモセクシャルのほうが、逆に異性愛的ということがあるかもしれない、いわゆる「掘られる側」が実に「オンナ」になりうるということだ。
別にそのことが、悪いということではまったくない、ただ近年のLGBTの問題まで含めて考えると、現在のセクシャリティの問題は、ホモとかヘテロとかバイとかトランスとかいう問題ではないという感じがしてくる/旧来、セクシャリティというのは male と female があったのだが、現在多くの人は「nothing」に向かっているのだと思う、ホモとかヘテロとかバイとかトランスとかは周辺的に生じていることにすぎず、中枢的に起こっているのはこのセクシャリティの「nothing」ではないだろうか。

今多くの女性は、自分にペニス状のものが生えてきたら、割と違和感なく、ファック「する」側にも回ると思う。

別にそれだからといって、急に「男」になるわけでもないだろうが、そうして考えると、すでに「男」「女」の区分は内部的に成立していないということがわかる/単に具体の形状がオスかメスかだけで、役割を分担させられているという状況がある、まるで背が高い奴のことをそれだけで「バスケ」と呼んでいるかのように。
かつて、春夏秋冬が特別の力を持っていたように、男女というのも特別な力を持っていた、春夏秋冬は、春を光らせ、夏を称え、秋を彩り、冬を透き通らせていた/男と女が衝突することが「男女」だったのではなく、「男女」が男を遊ばせ、「男女」が女を慎ませていた、この現象は真だがおそらく高度すぎて今は理解されない、「男女だからデートする」のではなく、「デートがあるから男女だった」のだ、このことの理解が恢復されるだけでも今は遙かな道程だと覚悟されねばならない。

正しく見ないとな | comments(0) |
コメント
コメントする










| /PAGES |