☆いい女☆で行こう!

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ゲインとアンプとあなたの体質

イクによって、高音をよく拾うマイクや、低音をよく拾うマイクがある。
マイクはその後、シグナルをアンプ(アンプリファイア)に送り、増幅するからいわゆる「マイク」になるのだが、アンプの側でも、高音を拡大したり、低音を拡大したり、という操作ができる(イコライザ)。
ここにAさんがいたとして、Aさんに、「落葉ふかく水汲めば水の澄みやう」と種田山頭火の詩句を与えたとする/するとAさんはほとんど何の反応も起こさないので、Aさんというマイクは種田山頭火の詩句からは何も「拾わない」といえる。
一方でAさんに、「○○さんって、不倫しているらしいよ」というと、Aさんは「ええっ!? 何それちょっと」と、大きな反応を示す、これはAさんというマイクは、そういうネタを「よく拾う」と言える。

種田山頭火の詩句は、帰宅する前に消失するだろうから、Aさんというアンプは、そのような詩句はむしろノイズとみなしてノイズキャンセルをかけるといえる。
帰宅してからAさんは、「○○さんが不倫とか、マジやばくない?」と、誰かにラインチャットでも送りそうなので、Aさんというアンプは、そういうネタをよく拡大するといえる。
Aさんは、どれだけ映画を観ても、またどれだけ景勝地を旅しても、どれだけ勉強しても、どれだけ物語に触れても、どれだけ唄っても、どれだけ絵を描いても、どれだけ話しても、よいものは得られないし、よいものは出力されない、それはもともと、その成分にゲインもなければアンプもないからだ。
そしてAさんは毎日、たとえば上司に言われた小言や、「あそこの店員の態度が最悪だった」というようなこと、あるいは「これって男女差別じゃない?」「こういうとき女って損すぎない!?」、「これってもうオワコンだよね」、「うわーこの人イタいなあ、スベってるよ」ということについては、わずかなシグナルも見落とさず、バリバリに拾って、存分にアンプをかける、そうして毎日がネガティブシグナルで爆裂して生きることになるのだが、このような「体質」になるようにさまざまな仕掛けが張り巡らされていることに、Aさんは最後まで気づかなかった。

1000リットルのやさしさとナイスさを注いでも、一滴のネガティブでかき消される。

冗談ではなく、現代のわれわれは、そのような体質になるように、習慣づけられて訓練されている、人類最高峰の何かをふんだんに見せても、「やっぱすごいよね」という程度に留まり、誰かのうかつな態度や発言ひとつについては、三日ぐらいはイライラできるのだ。
ここ最近のあなたの口は、感動を1000言っただろうか、そして「愚痴も1は言ったなあ」という感じだろうか、ほとんどの場合は逆ではなかろうか、あなたの口が感動を1言うようになり、愚痴は1000言うようになると、もうあなたの頭上にどんな青空や星空が現れても無意味なことだ/あなたに能力がないのではなく、あなたの能力がどこを拾って拡大するかをコントロールされているのだ。

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