☆いい女☆で行こう!

   〜オトコ視点からの、恋愛の知恵ノート。 Copyright 2007 Quali,
<< No. 386「僕の越えたかったもの」 | TOP | 新年の抱負 >>
謹賀新年

様、新年明けましておめでとうございます、本年もどうぞよろしく。
平成最後の、ということで、卑小の身ながら一般参賀に行って参りました、ものすごい人の数で……お出ましを拝するまでにけっきょく四時間以上並んだな、陽射しが割とあたたかくてそのぶんは助けられたけれども。
天皇皇后両陛下ならび皇族の方々がガラス向こうにお出ましになると、僕はなんというか、思っていたよりもはるかに「こええ」と感じた、今上陛下は古今になく庶民に近しくしてくださる方でやさしい人となりであらせられるけれども、それにしても「うぉおん、なんつーか、やっぱり庶民とは完全な壁があるというか、えげつねえ結界でも張られているのか、目の前におわす一族が、何かとってもコワイですけれども!!」と感じた、このビクッと凍りついてしまうナゾの感覚は、八年前に伊勢神宮で何か黒装束を着た人の姿を見たとき以来だった。
そして、マイクを通して天皇陛下のごあいさつというか、そのお言葉をたまわる感じになるのだけれども、その声が、お年に関係なく異様に「強い」……何か知らんが、僕にはメチャメチャ「強い」声に聞こえた、何かでバシッと縛られる感じがするんだが、とにかく想像していたものとはまったく異なる厳しさがあった、あれが「帝(みかど)」というものか、とてもじゃないが僕のような胡乱者が入り込めない世界だというのがよくよくわかった、僕が紛れ込もうとしたら結界で焼き切れて死ぬのではなかろうか。

不思議なことに、皇宮の中は時間が止まっており(そんな気がするというだけだが)、皇宮内の世界は、大正か昭和か平成なのか区別がつかない、見分けはせいぜい人々がスマートホンとデジタル一眼を持っているということぐらいだろう。
十万人が四時間も待たされるのに、不思議だ、いつもどおり奇声を発する子供が一人もいない、駅前のケンタッキーですら順番待ちすると二分で子供は奇声を発するのに、奇声を発している子供は一人もいなかった/そして、家族連れが多いのだが、なぜかものすごく久しぶりに、家族同士の「仲が良い」という光景を見たように思う、何しろ中学生ぐらいの娘さんが母親をスマホで撮影したりしていた。
僕は天皇制やその歴史についてあまり詳しくないが、なぜか、日の丸の手旗を持って、コート姿のおじさんたちが陛下のもとへぞろぞろと歩いて行く、あの景色を、ずっと昔に見たことがあるような気がする、それはもちろん記憶の錯覚だが、何かそれだけではない別次元の記憶がどこかにあるような気がする/ちなみに、皇宮警護官の振るまいたるや、ワークショップ用語で言うと「顔を使わないこと」、またその相互が「呼応」して「同時に動く」ということが、これほど完璧に表示されていた例もない、逆にそこまで魂を投げ込まないと務められない仕事いうのは本当に大変だと思う、おれにはムリだなあとしみじみ思った。
天皇皇后両陛下、ならびに皇族の方々がお出ましになって、みんなでワーと歓声をあげて終わりだが、不思議なものだ、その参賀が終わると帰り道、とたんにみんな気が抜けて、浅草を歩いているヒマなおっさんの群れ、みたいなムードに変わる、僕はつい可笑しくなって、「みんな急にIQ下がりすぎだろ」と割と大声で言ってしまった。

本年も何卒宜しくお願い申し上げます。

天皇家の実物などを拝すると、僕などは、自分がしょせん、だらしないリベラルのいかれぽんちでしかないのだなあと痛感する/ただそんな僕にも、こうして「国」ないしは「クニ」というものが本当に "ある" のだなあということぐらいはわかった、僕のようなちゃらんぽらんには、一言でいって「こわいっす、おっかないっす」という感興しか持てなかったが……僕には「結界」のノウハウがない(あるわけねえよ)。
元旦には氏神様のところへ初詣にも行き、おみくじは大吉をひいたぞ、おとそを飲んでお雑煮をたべて、ひとしきり正月らしいことをした、「笑ってはいけない」も「よゐこ無人島」もサイコーだったね、紅白では桑っちょがまたも鬼神の如きはたらきを……あとは録画したいくつかの漫才を観て、ウルトラマンDASHも観ないといけない、そうして年末年始は割と忙しいのだった、本年もどうぞよろしく。

バカをやろうかあ | comments(0) |
コメント
コメントする










| /PAGES |