☆いい女☆で行こう!

   〜オトコ視点からの、恋愛の知恵ノート。 Copyright 2007 Quali,
<< 自動販売機にならない方法2 | TOP | 本当に出来るようになるということ2 >>
本当に出来るようになるということ
かを「知っている」ということと、何かが「出来る」ということは、まったく別だし、何かが「出来た」ということと、何かが「本当に出来る」というのもまったく別だ/そして、何かが「本当に出来る」ということには、おそろしく高いハードルがあり、人はなかなか障碍のうちに何かが「本当に出来る」ようにはならない。
ただそのぶん、「本当に出来る」ということが得られ始めてくると、世界が変わってくるというボーナスがついている/本質的には、何かが出来るということが目的ではなく、自分の住んでいる世界が変わるというのが目的だ、だからそれが得られるまでは「目的」そのものがよくわからないままでいるしかない。
たとえばここに、合気道の達者がいたとして、その人は合気道が「本当に出来る」人だったとしよう、するとその人にとっては、街ゆく人も電車に乗る人も喫茶店でコーヒーを呑む人も、すべてに自分のワザが掛かるというのが "視える" ようになるのだ、これはまったく違う世界の視え方で、このことは到達するまでは空想以外には視える方法がない。
ここで「空想」というのが、思いがけずポイントになってくる、実は面白い性質があって、何かが「本当に出来る」ようになった人は、自分の空想の中では「何もできない」というように感じられるのに、実際の現場に立つと「できる」というのが視えるのだ、一般にされる空想とは逆の性質を持つことになる/何かが「本当に出来る」ようになった人は、空想の中ではガタガタなのに、実際の現場ではバッチリできてしまうという、一般とは真逆の性質に立つ。

何かが出来るようになるといって、それがありとあらゆる現場で出来ると "視える" ようになるまでは、それが「本当に出来る」ようにはなっていないので、あまり早まって思い込むべきではない。
なぜこのような性質があるかというと、何かが「本当に出来る」ということは、空想どころか、記憶さえ使っていないからだ/たとえば合気道の達者の場合、自分のワザが掛かるというのが視えるのは、相手のくるぶしから膝、股関節、腰、背骨、胸、肩、肘、手首、指先までが実際に目の前にあってから「後」のことで、その実物が目の前に来るまでは、空想の中では「よくわからない」のだ。
つまり驚いたことに、そうしたことが「本当に出来る」ということは、「覚えているワザ」が使えるということではまったくなく、目の前にある空間と実物から「産み出されてくる」ということなのだ、しかも「毎回」産み出されてくるというのが本質になる/「本当に出来る」ということはそうして、「覚えてもいないのになぜかそのとき出来るのが視える」という形でのみ得られてくる(そうして考えると、何かが「本当に出来る」ということに到達するのは、まったく容易なことではない)。
もしここで合気道の達者がコメントするならば、「目の前に相手の筋力があって、相手の身体があるのなら、別に合気道のワザとか要らなくね……?」と言うだろう、一般には何のこっちゃわからん話だが、何かが「本当に出来る」というのはそういうことだ、身の内にワザの記憶が叩きこまれているというのは、実は「本当に出来る」ということではまったくないのだ、「出来る」というのはその字義のとおり、その場所の空間と実物から「出て来る」ということだ、ワザを「持参している」わけではない/もちろんレベル高すぎワロタ。

「出来る」は空間やら天やらにあって、「自分」が何かを出来るようにはならない。

だから、それは究極的には「技術」でさえないのだ、それは「この世界にもともとあるもの」であって、あとはその「もともとあるもの」が、「ずっとあるじゃん」と見失いようがなくなっている人が達者というだけだ/だからこの人は、「もともとあるもの」が存在しない空想の中では、自分には何も出来ないと感じる、しかし実際の現場にはもちろん空間や実物や天があるので、自分に出来るというわけではないが、自分に出来なくてもこれはこうなる、と「視える」ようになる。
よって、雰囲気でもなければイメージでもなく、何かが「本当に出来る」ようになるというのは、自分が何かを出来るようになるということではなく、この世界の空間やら天やらから、「もともとあるものが出て来る」というだけだ、さらに言うと、本当の達者は、この世界の空間やら天やらにあるものが、むしろ自分のところに落ちてこないようにと、己の魂魄を振る舞っている、天にあるものを獲得するのではなく天に留めておくために魂魄を噴き上がるほうへ振る舞っているのだ、だからその人はもう達者どころか「逆に何もなさすぎて怖い」というほどに視える/いくらなんでもこの記事は詰め込みすぎだが、驚くべきことにここに書いたことがマジです。
正しく見ないとな | comments(0) |
コメント
コメントする










| /PAGES |