☆いい女☆で行こう!

   〜オトコ視点からの、恋愛の知恵ノート。 Copyright 2007 Quali,
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思い出の使い道はない
れだけ自由であれるか。
自由を奪う最大のものは「記憶」だ。
強い願望も、記憶から生じているし、イメージも記憶から発生している、記憶がわれわれを支配するうち、今日は決して「今日」ではありえない。
記憶を用いるな、予定さえ記憶であって、計画や予測さえ記憶だ、人は記憶を用いて万事の効率をよくしようとする、そうすると効率はよくなるだろうが、効率がよいだけの無意味な日々が続いてしまう。

記憶をゼロにして実生活は営めないから、実生活は面倒くさいのだが、それは実生活の仕組みに全面降伏することを意味しない。
貴重な思い出、大切な思い出、あるいは「正しい思い出」さえ、われわれから「今日」を奪う/思い出があるのはよいが、思い出を「使う」ことがあってはならない。
誰だって、若いころや幼いころに、一種の美の体験をしているはずだが、なぜそれが若いころや幼いころに限定されるかというと、当時はまだすべてが未知だったからだ、つまり万事に対して記憶を発揮できなかった/何も記憶そのものが悪いわけではない、記憶を「使う」ということが重い、昨日の記憶を今日に持ち込んで使うのは、今日という出来事への否定と冒涜になる。
昨日まで正しいことがあったとして、それが今日に持ち込まれたとすると、昨日の正しいことが今日へ持ち込まれたということが第一の誤りとなる、いかにその記憶が正しく機能したとしてもだ、五秒前の記憶も許されないし、二秒前の記憶さえ許されない、記憶のすべては「知ったかぶり」でしかない、そうすると一歩ごとはなんと清々しい真相なのだろう。

残高が何億円あっても、財布の中は空にできるだろう。

口座から引き出さなければいいだけだ、記憶を使わないというのはそういうことだ、いついかなるときもあのときのまま、何も持たない素寒貧(すかんぴん)でいろよ/いちいち記憶の出し入れに頼らないと毎日がやっていけないなら、それは根本的に能力がないのだ、そのことを恥に思え。
どうせ引き出して使うことをしない貯蓄なら、思い出は無駄な貯蓄でしかないかもしれない、それで結構、思い出の貯蓄をそれ以外の何かに流用するような、お前はド貧乏なのか、思い出を何かに使うようになったら人はオワリだ/「どうしたらいいかさっぱりわからない」というなら、どうしたらいいかさっぱりわからないままでいなさい、あのときがそうだったようにだ、何かがわかっている必要があるというような、お前は安物の人間だったのか。
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