☆いい女☆で行こう!

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パーティ報告98(2)/貨幣ではなく値札に魔が棲んでいる
「どんな洋服も、値札がついたまま来ていたらダサいように、貨幣を使うときも、貨幣から値札を切り離して使わないといけない」
「本当は貨幣に魔が棲んでいるのじゃない、値札に魔が棲んでいる」
「仮に道ばたに、砕けてきれいなガラス片が落ちていたとする、そうしたらふつう『きれいだな』としか思わない」
「でもそのガラス片に、一〇〇〇〇〇〇って値札がついていたら? 『ひょっとして』としゃがみこんで、手に取って『なあんだ』と呆れるだろう、そのように値札の側に魔が棲んでいる」

「誤解している人がいるが、おれがタクシーの運転手に渡した千円札は、消えてなくなったわけじゃない、タクシー運転手のポケットに移動しただけだ」
「やがてその千円札は、タクシー運転手がいく立ち飲み屋の店主のポケットに移動するだろう、そのように千円札は消えてなくなりはしない」
「千円が "なくなった" というのは誤解であり妄想だ、われわれは千円札がそんなに惜しいか? タクシーを運転しているおっちゃんのポケットに勝手に千円札を押し込むということなら、われわれはさして千円を惜しまない、われわれを迷わせているのは貨幣じゃなくて値札だ」
「もしあなたが、爪に火を灯してお金をため、そのお金でバーを開店するというなら、それはぜひやめたほうがいい、なぜならあなたは、バーでお酒を飲もうとする人のこころ・感覚なんてまったくわからないのだから/あなたがお金をガメて生きる以上、あなたの目の前に来る人もガメるわけで、そういうタイプは商売に向いていないんだ、バーの店主が当人としては "家で飲んだほうが安いじゃん" としか思っていないんだからね」

貨幣から魔を払う人のところに、貨幣は戻ってくる。

そりゃそうだ、ちょっと長くなるので説明できないが、実験すると、そうした貨幣の性質が明らかになる、貨幣だって自分にくっついている魔を払ってくれる人のところに行きたいわけで/仮に目の前に二軒のマッサージ屋が同額であったとして、それぞれ魔のつくところと魔の払われるところだったとしたら、どちらのマッサージ屋に行きたいかは明らかだ、わざわざ魔のつくところに契約行為をしたいと望む人はいない。
もちろん、値札についている魔の力を拡大して、その魔力でお金をあつめる――本当は値札を集める――ことは可能だし、そうして形成されるお金持ちというのもたくさんいるが、その結果、われわれはあちこちで見るお金持ちという人種に、実は幸福な人がいないという事実を目撃するのだ/値札の魔を拡大するということは、実はお金を大切にするということとまったく正反対のことだ、だからお金に呪われてしまう。
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