☆いい女☆で行こう!

   〜オトコ視点からの、恋愛の知恵ノート。 Copyright 2007 Quali,
<< WS報告065(4)/次の方程式の解を求めなさい2 | TOP | 世に勝つ >>
すべての恋を滅ぼすために

えて奇妙な言い方をする。
「恋」というのは試金石になる。
アイドルオタクが推しアイドルに向けているのも「恋」なのだ、あるいは腐女子がホモマンガに向けているこころだって「恋」だ。
人はいつも「恋」に願望を持っているが、それでも原理上、人は決して上等ではないから「恋」をする、そして恋は試金石となり、一部の人を恋以上のところへ導き、そうでない人を恋以下のやさぐれたところへ導く。

恋はいかにも人のもので、人の持つ「誤解にまっしぐらになる」という性質を明らかにする。
その、恋という「いかにも人のもの」の渦中にあって、人は大きな壁、つまり「人以上の何か」との壁に突き当たることになる、その壁を越えさせられる試みは、いかにも無謀で、人は人以上のものになろうとすることに道理はないという弱音を覚える。
このとき、恋は確かに試金石であり、それ以上に、恋はひとつごとの分岐点を形成している、その峻厳さに一種の美を覚えるのも当然だろう、つまり恋はその成就の可否にかかわらず、その後の人に、さらなる飛翔を与えるか、もしくはいかにも人らしい落ち着き・落着を与える。
恋のあと、落着を得た人は……ひとしきりはそれをひとつの結論とし、自分なりの自信を得たように思う、にもかかわらず、やはり解決してはいない、元からあった「誤解にまっしぐらになる」という性質に、ふたたび時間をかけて引きずりこまれていく、それは次第に恋という形ではなくなり、加齢と共に明らかな「迷い」の形を見せ始める、これは恋が滅びきらなかったことによって起こるのであり、然ればわれわれは本来、すべての恋を滅ぼすために恋に直面するべきだ、恋以上のものが必ずあり、恋が真の飛翔ではなかったことが明らかにされるのだから。

恋の後、ある人は限界を明らかにし、ある人は無限を明らかにする。

限界を明らかにした人は、ひとしきりその限界に納得し、満足したふうに、人生観を整えるのだが、「それでは人は限界のうちにただ死にゆくだけなのか?」、この問いかけに答えきれず、けっきょくはふたたび、誤解にまっしぐらになるという性質に引きずりこまれていくよりない、ただそれは加齢を重ねるごとに、罪業が深く重くなり、祝福から縁遠い、つまり厳しいテストになる。
限界説を信じる人は、いつまでも恋が最上位にうつくしいと信じ、その憧れにすがりつくだろう、一方で無限説を自分のものにできた人は、誰よりも恋に感謝している、恋がなければ自分がそこへたどり着くことはありえなかったから/こうして、恋を滅ぼした者こそ恋に永遠の感謝をし、逆に恋に憧れつづけたつもりの者が、最期に恋を激しく憎み呪うということが起こる。

恋女のマインドね | comments(0) |
コメント
コメントする










| /PAGES |