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本来「恋あい」なんてものは一般に存在しない3
類は未だ「恋あい」がどのようなものかわからず、にもかかわらず、それをさもわかっているふりをするという知ったかぶりを続けてきている。
そうして、実はわかってもいないことを、わかっているふりをするために、われわれは「恋あい」を、自分の知っている習慣・伝統・様式に結びつけようとする、そうしてさもそれを「わかっている」ふうに錯覚する。
「恋あい」という、実はまったくわかっていないものを、既知の習慣に結びつけるとき……たとえば古来日本の都市部習慣に結びつけるとき、その人はフーゾクタイプになるし、古来日本の村落習慣に結びつけるとき、その人はヤリサータイプになる、そして輸入した西洋の伴侶習慣に結びつけるとき、その人は婚活タイプになる。
そうすると、あたかも恋あいが「わかった」ような気になるのだ、大日如来を拝む習慣にいる人がヤハウェの話を聞いたら必ずそれを「大日如来のことね」と変型するように(遠藤周作)、われわれは「恋あい」を何十年も未知のままには決してしておかず、必ず既知の習慣と結びつけて変型する、その結果としてわれわれの周囲の、フーゾク・ヤリサー・婚活という事実が建築されている。

むろん、フーゾクもヤリサーも婚活も、「恋あい」ではないということ、そのことは薄々わかっている。
それで、その三種とも「恋あいではないのだ」として、突っぱねたとき人は恋あいへ飛翔するかというと、そうではない、飛翔ではなく谷底へ落ちていってしまう、そこでオナニーを実態とする「オタク」や、マンガ・アニメ・アイドル文化、あるいは逸脱した性的嗜好、また性同一性の混乱が形成されるのだ/つまりフーゾク・ヤリサー・婚活の三タイプともを否定すると、セックス観が「性交でなくなる」ということだ、オーガズムが性交に無関係なものとなり、オーガズムを担うのは「自慰」だという定義になり、また性交を模してみてもその内実は他人を使った自慰だという状態になる。
平面上に三角形を描き、その上空に点を置けば、三角錐が成り立って三角錐の山頂が「恋あい」ということになるが、このとき同時に三角形の地底にも点を置かねばならず、この三角錐の谷底が「自慰愛」になる、フーゾク・ヤリサー・婚活の三タイプを拒絶した者はその勇敢さを称されて恋あいに飛翔するかというとそうはならず、三タイプを拒絶した時点で一種の審判に晒され、その審判の結果ほとんどは恋あいに飛翔するどころか自慰愛の谷底に引き落とされる。
こうして自慰愛の谷底に落ちた者は、それでも自分は陳腐な三タイプを拒絶した者だと信じているから、自分を高尚なものとみなしている、その実際は審判の結果として正統に谷底に落とされた烙印の者だ、この谷底の自慰愛者は、実際の自慰行為に加えて、自分が特別な恋あいの者だという空想と自己陶酔が、その自慰行為を二重の自慰にしているのだ、だから谷底の自慰愛者は、自分の自慰行為とそれに関連するオカズをどこかで「尊い」と感じている/だからこうした自慰愛者は、自分の変態ぶりと矛盾なく、自分の周囲を「見下している」という状態にある、これもまたわれわれが現代のわれわれ自身を観察して理解するのにそのまま適用できる構造だろう。

フーゾク・ヤリサー・婚活という「三国志平面」があり、その上空に「恋あい」、その地底に「自慰愛」がある。

特徴として、フーゾクタイプはフーゾクを尊いと思っているわけではないし、ヤリサータイプもヤリサーを尊いと思っているわけではない、婚活タイプも婚活そのものを尊いと思っているわけではないが、自慰愛者は自慰愛の周辺を「尊い」と思っているのだ、恋あい者が恋あいの周辺を「尊い」と感じているように。
このように、セックス観の平面に「尊さ」という高さ軸を導入しなければ、セックス観はそれぞれフーゾク・ヤリサー・婚活という伝統習慣に分割されるのみとなる、そこに「尊さ」という高さ軸を導入した場合、セックス観の定義は三国志平面上のものではなくなってくる/今、自慰愛者が何かしらのアイドルを押し立ててその偶像のもとにオナニーを積み重ねているのは、そのアイドルを「尊い」と感じてのことなのだ、彼らはフーゾクでイクことやヤリサーでイクことや婚姻関係でイクことを「尊さのない平面的オーガズム」と感じ、偶像をあがめてオナニーしてイクことのほうを「尊さを主題とした立体的オーガズム」と感じている、このようにしてわれわれは実際、周囲に「恋あいでないもの」ばかりを目撃しているというのが現実だ。
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