☆いい女☆で行こう!

   〜オトコ視点からの、恋愛の知恵ノート。 Copyright 2007 Quali,
<< WS報告080(1)/オンラインでもめっちゃやった | TOP | コロナ関連 >>
WS報告080(2)/「ふつうの人」になる方法
ロナウィルスのせいで、万事にブレーキが掛かり、おれは逆に数年来まったくブレーキを掛けていないかったことに気づいた。
気まぐれにワインを二杯飲んだだけで泥酔して二日酔いになるとは……精神がコロナ休みに気づいたのだろう、もう何年ぶりか、寝て起きたら「まだ眠い」というのを体験した。
血圧は医者にコントロールされているので、高血圧のせいではない、気づけばここ数年、寝て起きたとき「まだ眠い」ということが一度もなかったのだ、何かずっとやること・やれることに食らいついていたのだろう。
これまでおれが休憩するというと、けっきょく病気でダウンしたときだけだったのだが、社会が病欠になったときにも、自動的に休憩システムがはたらくようだ、ひさしぶりにおれの脳がナゾを追跡しなくなっている、まあこれも数日のことかもしれないが、少なくとも数日は休もうと思った。

ワークショップはオンラインでやったのだが、おれが倒れたあとも各員がおれの指示を守り、むしろおれのダウンをカバーしてくれたおかげで、非常に有意義なものになった/倒れてしまうのもときにはアリだ、怪我の功名というやつだとまったく思った。
おれは何かに努力するということはまるでないのだが、ひとたびこうやって少々の休憩モードになると、おれは単に、努力どころか常に緊急事態のさなかにいたんじゃないかという気がする、どうせ休憩が終わればまたその状態に戻るのだろうが/そういえば昨年、実父が突然死去したときにも、血族に「なんだその落ち着きぶりは」と驚かれたので、おれはずっとそういう危急が当たり前の中にいるのだろう、そりゃたしかに眠たくはならないわけだよ。
このままいくと本当に、突然医者に余命宣告されても「そうですか」と、わずかも動揺しない人間が出来上がるところだったが、それはそれで人としてどうよという気はしないでもない、なんでもかんでも学門の材料に放り込むというのもなあ……まあでもしょうがないのだ、それだけがおれから出来る何かの足しだと気づいたし、それですべての愛人が救われるならそれでいいのだ。
オンラインはつまり、「今日明日で月刊ワーQの原稿を書け」と突然命じただけのことだ、そして一時間ごとに進捗をグループラインに投下しろと……これは思いがけず、各員の眠っていた底力を引き出したようだ、ほぼ全員がなんとかしてゴールにたどり着いたのは見事だった、おれの指示した各員の協力態勢も、おれが途中でダウンしたことが逆に良いほうへ作用した/まあおれ自身は、各員を指導しながら、初日のうちに原稿二つと、ヒマだったので唐突に短編小説まで放り込むありさまだったが、やはりそれが今考えると精神のギリギリを攻めすぎなのだ、おれには何かノウハウがあってその生産量を確保しているのではない、ノウハウを使ったらそれはただのルーチンであって生産ではない、そこで一番ノウハウを使っていないのがおれだ、だから精神のギリギリを攻め……るのはほどほどにしようと、今日だけは珍しく思っているのだった。

異常なレベルのトライアルをクソほど積み重ねてデイリーでボロキレになるぐらいに過ごさないと、みんなが思っている「ふつうの人」にはならない。

このことを、ワークショップの各員はそろそろ知り始めたはずだ、赤の他人が読んでもちょっと面白いものを書くとか、人の書いたものを分析して指導するとかいうのは、ごくごくふつうのことに思えるし、確かにごくごくふつうのことのはずなのだが、その「ふつう」の水準に本当に到達するためには、脳みそが溶岩になるような日々を数百は積み重ねないといけない。
というわけで、まもなく発行される次の月刊ワーQには、唐突におれの短編小説がブッこまれるのでお楽しみに、まあ読んだからといって何でもない「ふつう」の短編小説だ。
ワークショップ | comments(0) |
コメント
コメントする










| /PAGES |