☆いい女☆で行こう!

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毎日が退屈な若い君へ2

退屈を突破するためには、まず己の慾望をフルオープンする。
すると、犯罪者になるし、友人がゼロになり、社会性もゼロになるので、終わる。
冗談でなく、本当にゼロになって終わるのだ、だから立ち止まらなくてはならない、だいたい近所迷惑が許容範囲にない。
そして、この「慾望をフルオープン状態のまま立ち止まる」ということが困難なのだ、困難というより直接「すさまじく苦しい」と言ったほうがいいだろう、ここでふつうの人は神経が持たないので自殺するか薬をやるか犯罪者になってしまう。

幸いおれの場合、犯罪歴はガキのころのいたずらと自転車ドロボーぐらいしかないし、ドラッグはインドでマリファナを試してみたぐらいしかないし、自殺というのも遥か昔に二度ほど未遂があっただけで済んだ、これはまったくラッキーなケースだ。
ふつう耐えられないのだ、慾望を抑圧せずフルオープンにして、ありとあらゆる慾望や嫉妬や衝動が目の前を通り抜けていくのは/本当に部屋にこもって二夜か三夜ぶっ続けで脂汗を垂らして苦しむことになる。
「これらのすべてを解決するのか」と考えると、それはさすがに退屈ではなくなる、ただし無事に生きられる保証はなく、友人や先輩から愛されること、また異性にも愛されること、および天の庇護を受けることが必須条件になるが/このことに比べたら退屈のほうがマシっつーか安全じゃんと今さらになって思えてきた。
まあこんな、何もかもフルオープンして、クンダリーニ症候群のまま「泥酔しようぜ!」みたいな突貫コースをいかなくても、少しずつでも、自分の抑圧された願望・慾望を、抑圧から引き出して解決に向かわせていくという、堅実でまっとうな方法を採ればいいだろう/今さら過去のことを少し思い出してみれば、おっかなくて全身に汗が噴き出した。

「大切なものがある」「慾望をフルオープンした上でか?」

おれはもともと、大切なものを見つけようとか獲得しようとしたわけではまったくなかったのだが、いつもどこか「自分の慾望に殺される」と追い詰められていて、そのことが二転三転、いつのまにかおれの笑い声が空に吸い込まれる手続きになっていた/こんなもん自分でデザインできるか、もうすべておれの知ったことではない。
というわけで、毎日が退屈な若い君へ、おれのようになってはいけないし、おれのようにやってはいけないという、まったくタイトルと関係のないアドバイスをして終わるのだった/今思い返して全身に汗が噴き出すようなことを、なぜおれは勧めようとしていたのだ、いちおう原理的に退屈に対抗する手段は示せたが、どう考えてもそこまでしなくていい。

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