☆いい女☆で行こう!

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憶測を断言する匿名マン
ロナ騒ぎで、ウェブ上で色んなことが言われている、やれ中国のウィルス兵器だとか言う人もあって、何かもうウェブコメントというコンテンツそのものが限界に来ているように思う/3.11のときにも人工地震とか言う人がけっこういた。
それは、人工地震なのかもしれないし、ウィルス兵器なのかもしれないが、ただ「そうかもしれない」のであって、「そうではないのかもしれない」だろう、そんな "漠然とした疑い" をどうやって晴らしようがあるのだ、そんなもんたとえば「ポケモンはアメリカの子供を洗脳するために作られた」とか言い出したって、その漠然とした疑いを晴らす方法はない(このネタはおれが今テキトーに作ったものだ)。
おれは奇妙な発見をする気分になるが、いつのまにか人々のうち、少なからぬ人が「憶測を断言するマン」に変化したのだと思う、それはまったく未知の性質であって、これまでふつう、人は憶測にすぎないものをなかなか断言はできないものだったのだ、だが新しい性質の人々はなぜか憶測を断言できる気質になった。
なんというか、そのことは、一種の老化現象に似ていると思う、たとえば今でも大阪の田舎にいくと、「東京モンなんて冷たいやろ〜」と何の根拠もなく断言されるのだが、あれも「憶測を断言するマン」と同種であって、むしろ「憶測を断言するマン」のほうが老人の性質に到っているのだとおれは発見する。

なぜ老人になると「憶測を断言するマン」になるのだろうか/この場合の老人というのはもはや年齢のことを指してはいない。
なんとなく、おれが見てきたかぎり、人は老人になると、物事に対する「視力」がなくなるのだと思う、何かを視認しようという動力がなくなるのだ/そのことはきっと、老人になって自分自身を視認したくなくなるという強力な動機に支えられて起こっているだろう。
憶測を断定するマンは、一種のファンタジーを自ら唱え続けることによって、自分自身も含めた不都合なものを視認しないようにしているのではないだろうか/だからこのコロナ騒ぎの中でも、「ハイ最悪」という一種のファンタジーを、自分の都合のために唱え続けている人がけっこういるのだ。
そういえば、「憶測を断言するマン」が、自分自身のことを「ダメだなあ」と反省的に視認するところを見たことがない、だからやはり憶測を断言するマンは自分を客観視する視力を自ら破壊するために、その断言マンを実践しているのだろう、そう考えるとすべての断言老人が本当には何をしたがっていたのか今さらになってわかる気がする(うーん、なかなかひどい話をしている)。

謙虚な者だけ断言せよ。

いわゆる謙虚風味で、何事も断言せず考える者はありふれた「逃避」の性向だが、謙虚とは逆の嫌味があって、憶測を断言するマンは、重度の「逃避」の性向なのだ、前者は万事をぼかして視ており、後者は万事をもう視認しないようにしている。
というわけで、偉大なるおれさまなどはとっても謙虚に、早くコロナ騒ぎが収まって街中でセクハラがしたいよ〜と、憶測ではない真実を断言するのだった、春なのに街中でセクハラできないとか本当に残念だ。
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