☆いい女☆で行こう!

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底辺がトップニュース
わゆる「底辺」という侮辱的な言い方を、わかりやすさのために用いるとして。
SNSじみたウェブコンテンツの主流は、事実上、底辺をトップニュースに取り上げる、という装置になってしまった。
たとえば誰かが失言で炎上とか、たとえばどこかのホステスさんがまとめた「ムカつく客ベストテン」とか、そういうものがトップニュースになる。
一方、たとえば一人のきれいな女性がおれに対し、「あなたと歩いているとまるですべての景色が夢みたいなの」と言ったとする、そんなことはSNSじみたものにツイートされないし、もしツイートされてもそんなものはトップニュースにならない、この仕組みをよく見ておかねばならない。

もともと「2ちゃんねる」の時代から、ウェブ上で成熟していく匿名の交流は、互いに「便所の落書き」にすぎないという認識が交わされていた、そのことのやるせなさと汚らしさを、せめて当時の「ねらー」は自覚して、いちおうはその上で遊んでいたように思う。
が、このところのウェブユーザーは、自分の参画しているものが便所の落書きだということがわからなくなったのではないかと思う、便所の落書きがやたら広がって力を持つからといって、それは必ずしも人文的にまともなものではない、便所の落書きが惰性的に社会的影響力を持つようになってしまったというだけであり、便所の落書きが社会的なディベートに昇格したわけではまったくない/友人もいないのにディベートなんかできるわけがない。
このことをよく知っておかねばならない、たとえば〇〇高校の吹奏楽部がその年の定期演奏会でなぜか見事な名演をしたとして、そのことはむろんSNS関連のトップニュースにはならない、代わりに××高校の吹奏楽部が演奏会の途中で突如全裸になってオナニーを始めたということなら、その映像ともども、高校の名前を目立たせてトップニュースになるだろう。
もともとそうした、便所の落書きの集大成みたいなものは、いかにも「下世話」とわかる表紙を具えた週刊誌が担うところだった、あるいはスポーツ新聞のお下劣記事が担当するところだった、そんなものを個人がタイムラインで追跡し続けているというのは正気の沙汰ではない、大学生がショーペンハウアーを読まずに「底辺がトップニュース」を追いかけ続けているのだ、そんな奴がまともな友人を持てるわけがない。

もうインターネットの面白味の時代は終わった、この先はずっと「底辺がトップニュース」しか続かない。

本当に終わってしまったのだ、 Youtuber が物珍しい時代も終わってしまった、つまりもうネットは「見る価値がない」のだ、これはこれでけっこう困ると思う/それでもしょうがないのだ、正しく理解しておくしかない、本当にこの先は「底辺がトップニュース」しかない、底辺がどれだけ「まともでないか」というアピールだけが繰り返され、えんえんデカ乳の女が交替で乳を揺らしていくだけだ、さすがにこんなものを面白がるにも限界がある、こんなアホなものに飽きるなというのは無理だ。
これはこれでけっこう困るだろう、リアルな話、底辺トップニュースを追いかけているうち、友人を得る能力はすべて失ったのに、スマホもネットも面白味はもう終わりですと言われたのでは、「これから先どうすればいいの」と立ち尽くすばかりだ、でも本当にそういう状況にある/どうしたらいいということは差し当たり "ない" のだが、とりあえず今言いうることは、これからどんなトピックが出てきたとしても、すべては前もって「底辺がトップニュース」ということだけだ、たとえそれが何百万のリツイートを帯びていたとしても、先輩が吸っている煙草の銘柄ひとつを覚えることにさえ値しない。
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