☆いい女☆で行こう!

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「自信」という現象
近はもう言われなくなったが、もともと、「自信がある」「ない」というのはすごく大事な要素だ。
自信がない人はそれだけで永遠にみじめな感じだし、自信がない人が自信のあるふりをすると、何か痛々しいものになってしまう、かといって自信がないままに振る舞えばそれはうっとうしいし、自信のない人がへりくだって政治工作をして立ち回るのはどうしようもない不潔感がある。
だから誰でも、自信のある自分になりたいと考え、漠然と何かしらのタレント(才能)や成功者を目指すのだが、なぜかよく知られていることとして、自信のない人が成功者になっても、本当に自信のある人にはならない/自信のない人が成功しても、「成功者という経歴を振り回す人、鼻にかける人」になってしまうのだ、そしてこの人は成功者でありながら何かみじめな人として目立つという立場を生きていかなくてはならない。
どれだけ成功しても、また才能があっても、けっきょく誰からも本当には愛されていなかったり、誰からも本当には尊敬されていなかったり、本当の友人や愛人を得たことがない人は、どうしたって自分に自信を持つことはできない、いくらチャリティーに私財を投げ込んでも、そういう人はそれを自分の「足し」にしてしまう、自信がないから自分の足しにしてしまうのだ、そして自分の足しにしたチャリティーはどうやら天の国に富を蓄えたことにはならないらしい(と、聖書に書いてあるらしい)。

オンラインワークショップで「自信」のことを取り扱ってみた、おれは自信というのは「自己完結性の現象」と説明した。
たとえば苦学して難関大学に合格したとか、不利な状況からビジネスで大成功を収めたとか、才能を発揮して永遠の友人たちを得たとか、そういったことのすべては、自分のうちにありつづけるものであって、対外的に名刺のように使うものではない/「外側に振り回して使ったら、その時点でもう自信ではなくなる」「だってもう "自" の外側に出したもん」とおれは説明した、それは自分の魂の財産を投げ捨てることだとも言った。
自己完結性の現象である「自信」、それを持っている人のことを、おれは「高性能の焼却炉のようなもの」と説明した、焼却炉には天高く煙突があって、この煙突が「煙突効果」といって、それじたい高温・高効率の燃焼をもたらすのだが、この煙突がふさがっている人はどうなるか、それは「周囲に毒ガスをまき散らさざるをえない」ことになる/天高く煙突があって煙突効果が果たされているからこそ、高温で完全燃焼が得られて、中のゴミはすべて「消え去った」ということになる、そして焼却炉が共有するのはゴミでもなく毒ガスでもなく晴れ渡った青空なんだと説明した、焼却炉の使命は大気汚染を消し去ることにある。
自信が「ある」という捉え方は、感触としてはそのとおりなのだが、本当の現象としては不適切な捉え方になる、なぜなら本当の現象は、自信がない人にこそたっぷり何かが満ちてしまっており、自信がある人はそれがスッカラカンに消えているという状態だからだ、自信のある人が「エンプティ」で、自信のない人が「フル」だということ、だから焼却炉にたとえて話した、焼却炉が「フル」というのは、つまりゴミの溜まり場ということだ。

自信のない人の内部は、低評価と高評価で満たされている。

自信のある人は、高評価で満たされているのではないのだ、低評価も高評価も、究極的には罪さえも、「焼尽されて残っていない」という状態なのだ、自己完結性の中で焼尽され、残っておらず、だから外側に向けてまき散らすものが何もない、そうして自信があるという状態は、むしろ事象として「ない」ことへの到達によってもたらされる。
近年、老いも若きも人々はマウントを取り合うのが人間関係の第一になっているらしいが、おれにはそのマウントという感覚がよくわからない、たとえばおれは運動神経が悪くてキャッチボールするだけでもダサい運動になるが、その低評価が自分にとってマイナスになるという感覚がない、おれはいっさいの評価を焼き尽くすからだ、だから褒められてもけなされても何も起こらない/「評価」という比率論がいったいどうやっておれの「存在」に干渉しようというのだ? ガンジス川は四万十川より汚いだろうがそうした評価比率によって「存在」に干渉することはできない、しょせん周囲がこぞって「おれの権威のほうが偉い」と言いたがっているだけだ、おれはそもそも人類に権威があるとは思っていないので権威のない評価などはすべて未開封のまま焼却炉に入れてかまわないのだった。
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