☆いい女☆で行こう!

   〜オトコ視点からの、恋愛の知恵ノート。 Copyright 2007 Quali,
<< 無神論者でも仕えるものがある2 | TOP | 期待しないこと、信じること >>
無神論者でも仕えるものがある3

まり、もう「悪徳業者」という言い方は古く、通用しないということだ、実態はすでに大きくかけはなれて進行している。
現在すでに、悪徳業者ではなく「解脱者」なのだ、悪徳業者と呼ばれていた時代はまだ人間味を残していたが、今はすでにそうではない、解脱者というのは人間味を超越しているから解脱者だろう/そりゃこれだけ世の中がカネに仕えるように言い立てれば、純朴な人たちほど、その解脱へ踏み出していくのは当たり前のことだと言える。
都会よりは田舎のほうが純朴な人たちは多いが、そうはいっても日本の都会は田舎なのであまり変わらないかもしれない、それでも典型的な田舎気風の地域のほうがその純朴度は高いだろう/何度でも繰り返して言うべきだと感じている、純朴な人々は、その純朴さのまま、世の中が言うことに従って、「カネに仕えること」へ献身的な十数年間を歩んできた、そうして純朴な人たちから順に解脱者になっていった。
田舎には純朴な人たちが多く、日本の都会だって田舎だから、日本人のほとんどは純朴な人たちだ、そして純朴な人たちは悪徳業者になんかならないから、日本人のほとんどは悪徳業者ではない、見積もりを取るとぼったくり金額しか出てこない実情があるが、そこに現れているのは悪徳業者ではなく解脱者なのだ、悪徳業者なんて人間味を仮定した言い方は今このときすでにまったく通用しないだろう/警告しておく、解脱者を相手にまともな話ができるとはわずかも考えてはいけない、まともな話ができる時期はもう過ぎたのだ。

新約聖書に書かれているパリサイ派がそうであったように、たとえつつましい暮らしの中で神仏を熱心に拝んでいる人でも、すっかりカネに仕える者として解脱に至っていることがよくある/神仏の像を拝み倒したところで神仏に仕えていることにはならない、それは当たり前のことだ(しかも偶像崇拝といってわざわざ戒められているようなことだ)。
不思議なものだ、おれは神に仕えるなんて感覚はもっていないし、過去にそんなことに興味を持ったことさえないのだが、カネに仕えるという感覚はどんどんわからなくなっている/だから同様に、カネに仕えている人も、カネに仕えるなんて感覚はもっていないし、そんなことに興味を持ったことさえないのだろう、にも関わらず人の「仕える事」は自ずと出来上がっていくようだ。
そもそも、神に仕えるなんていっても、われわれの脳みそはすでに、そういったことをマンガ的なイメージでしか捉えられなくなっている、何かよくわからない十字架をデカデカとプリントした衣装を着たアホみたいな牧師キャラ、みたいなものしかイメージできない/どう考えてもそれは、神に仕えている者が持つビジョンではなく、マンガに仕えている者が持つビジョンだ、どうやったら神に仕えることになり、どうやったらカネに仕えることになるのか、そんなことはもう誰にもわからない。
まあこんなこと、どうしようもないこととしか思えないが、おれの知っているかぎり、「わたしは神に仕えます」なんて言うやつは、どんな立場であれマンガイメージに汚染された冗談にしか見えないので、そういう悪趣味なジョークをかますことは、明らかに「あはは、神に仕える気はないわな〜」という皮肉表現としてのみ成り立つだろう、だから「神に仕えます」なんてたぐいのジョークはやめにしておいたほうがいい、カネに仕えてしまう奴はどうしてもそうなってしまうし、神に仕えてしまう奴もどうしてもそうなってしまうのだろう、その証拠を明らかに示してやりたいので、さあ誰かおれの口座に二千億円ぐらい振り込んでくれよ。

仕事でカネを稼ぐのがカネに仕えるということで、仕事で神を稼ぐのが神に仕えるということだ。

カネを稼がずに生きていくことはなかなかむつかしいことで、そのことを業・生業・あるいは十字架と呼んだりするようだが、であればカネを稼ぐのは業務で稼ぐべきであり、仕事でカネを稼ぐべきではないと思う/といって、仕事で神が稼げない奴が多いわけで、そういう奴は「仕事のできねえ奴だなあ」という、よく使われた言い方でバカにすることにしよう、仕事のできねえ奴だなあ。
口座というのは必ずしも銀行口座だけではなく、つまりカネが振り込まれる口座だけではないようなので、神(単位はわからん)が振り込まれる口座があるとして、その口座にガンガン神が振り込まれるように仕事しまくるというのが、神に仕えるということなのだろう、日本語にはそうして「仕事」という言葉があるからわかりやすい/カネは業務で稼いで、神は仕事で稼ぐべきだとおれは思っている、かつては多くの人々がそう考えてきたであろうのと同じようにだ、おれは純朴ではない都会のシティボーイ(死語)なので、こうして世の人々の言うこととまったくかけ離れたことを一人で平気で言うのだった。

正しく見ないとな | comments(0) |
コメント
コメントする










| /PAGES |