☆いい女☆で行こう!

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黒歴史がない
たも、おれのパターンである「感覚的にわかっていない」が発見された。
おれはどうも、世間一般で言われている「黒歴史」というのがわかっていないらしい、おれとしては言葉の意味はわかっているつもりなのだが、例によって世間一般では "割とマジに言われている" ものなのに、おれはまたそれを一種のジョークとして捉えているつもりでいるみたいだ。
おれはこれまで、「マウント」とか「闇」とか「地雷」とか、その他すべての流行語を、一種のネタとして笑って聞いてきたのだが、実はみんな割とマジでそのことを体験して言っているのだということを、最近になってようやく知るようになった/このパターンでいうと、「黒歴史」もつまりそういうことなのだ、どうも人の話を聞いていてそれを「黒歴史」と言っているのはネタではなくて割とマジなのだということに、また遅まきながら気づかされてきた(たぶんすげー出遅れている、恥ずかしい)。
何しろこれまでの例にもれず、おれにはけっきょくマウントとか闇とか地雷とかがないのでそのことがネタだと思ってきたのと同様に、おれには黒歴史がないので、やはり黒歴史というのもネタでありジョークの言い方だと思ってきたのだ、もう我ながら自分について「こいつはこういうことに関しては本当にダメだ」とあきらめたくなる心境になってきた、どうも人が大マジで言っていることを勝手にネタだと思って「ははは」とフツーに笑っているケースが多すぎるのだ。

おれは子供のころからルパン三世が好きで、中学生からテレビゲームと銀河英雄伝説が好きだったが、そのことは今も変わらない、三十年経っても何一つ変わっていないのがおれの特徴だ、今でも三十年前好きだったものはおれにとっては現役であり続けている。
一方で、子供のころから「筋肉マン」や「ビックリマンシール」は何の興味もなかったので、今もやはり三十年前と同じでまったく興味はない、おれは自分の幼いころはめちゃくちゃで、女の子についイタズラをしたり好きな子に無言電話をしてしまったりというベタなことをいくらでもやってきたが、それらについてもおれは黒歴史とは思っていない、単に「こんな危なっかしい奴がよく現在まで破滅せずに生きてきているなあ」とその奇蹟と加護に感謝する気持ちにしかならない。
どうやら、例によっておれにはわからないマジの感覚で、多くの人が自分の若かったころのことを「青臭い」だのと言って、黒歴史認定するみたいだが、それについてはおれは首をかしげてしまう、確かにそういう人の若かったころはあまり見たくもないような痛々しさがあるが、それでも正直「おっさんくさい現在よりは昔の青臭いときのほうがマシだと思うぞ」と言いたくなる、青臭い過去を黒歴史に認定するなら「でも今のお前は歴史じたいが無いじゃん」と言いたくなってしまう/おれは青臭いのも好きではないがおっさんくさいのはもっと苦手だ、おれとしてはそんなニオイ的なものを振りまいているのはいかにもヒマそうで全般的によくないのじゃないのかと思えてしまう。
なんというか、過去を黒歴史認定するのもよいかもしれないが、そうまでして現在を肯定したいのかよとも言いたくなるし、過去を否定するのは単にヒマだから引きずっている証拠なんじゃないかとも言いたくなる、というわけでおれには黒歴史というものはいまいち存在していないし、感覚もよくわからないのだった/なんだ、けっきょくそう言って居直ってしまったが、どうやら本当にわからないからしょうがないのだ、おれはいちいち自分の書いた古いものを見返すことはしないが、おれが昔に書いたものだってどうせ今のおれが書いているものと変わらないだろう、単にレベルが違うだけであって昔のおれも今のおれもまったく変わっていない、おれにはそもそも「昔」というものが存在していないのかもしれない。

たかだか数十年前のことを「昔」とはまったく感じない。

時代が違うということ、時代が変化するということ、それによってムードや常識が変わってしまうということはよくわかるが、それは時代とムードに流される「人」のほうがアホというだけであって、数十年という時間それじたいはたいして長い時間じゃない/あるいは例によって、おれだけ "何も変わっていない" から、おれだけ時間が流れたという感覚を持っていないのかもしれない、おれは丸の内にいたときに一年目から上司に向かって「社会人気分になって学生気分を侮辱することには何の利益もない」と言い放つぐらいのアホだった(出世しねー)(しかも一年目の終わりには上場企業の人事部長に「おためごかしの会議を開くな」と怒鳴りつけるというありさまだからこんな奴は企業で出世するわけがないのだ)(あのとき人事部長はおれに頭を下げたわけだから、今考えたらあの人事部長のほうが男気があって勇敢だったのだ、何かまだ魂の炸裂が残っていた時代だったなあ)。
このように、時代が変わったのはおれにもわかるが、時代のムードなんてものはしょせんフェイクでしかないので、そのまやかしを真に受けて時間が経ったと思い込むのはただのアホだ、黒歴史というのはすべてそのときの自分が時代と自分のムードと気分に踊らされてしまったというだけであって、たぶん黒歴史ということではなくただのアホさかげんが現在も続いていて見過ごされているというだけなのだろう、あーあまったくの悪口になってしまった/というわけで、おれには黒歴史はよくわからない、幼いころは女の子にイタズラしてしまったが、今だって変わらん、むしろ今はようやく女の子へのイタズラが完成してきたということにすぎんな、おれは大人になるほどの時間は生きてきてねーよ。
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