☆いい女☆で行こう!

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痛みと卑屈とオピオイド
代は痛みに満ちている。
それは、自分の痛みをPRせよという意味ではなく、「お前が人に痛みを与えてんだよ」という意味だ、そういわれると99%の人がスゴスゴと退いて距離を取ろうとする、何しろ痛みといえば自分が被害者だと思っているものだ。
痛みに対抗するのは何かというと、オピオイドだ、オピオイドとは麻薬系の鎮痛剤で、モルヒネであり、モルヒネということはアヘンだ、もう長いことアメリカはこのオピオイド麻薬が蔓延しており、アメリカ人の精神はもうこの麻薬なしでは崩壊しちゃううう、というような状態だ、もうずっと前にトランプ大統領はオピオイド麻薬について公衆衛生の緊急事態宣言を出している。
オピオイドが麻薬ということは、つまり毒だ、ポイズンだ、もちろんそれは適正な医療投与で用いられるぶんには問題ないし、正しい薬なのだが、それでも本質的にそれは微弱であれポイズンには違いない、そして麻薬ポイズンというのはすでによく知られているように、使えば使うほど「前の量じゃ効かない」という耐性がついてくるので、次第に大量に摂取しなくてはならなくなり、心身を荒廃させてしまうのだった。

今から二百年前、アヘンは法律で禁じられていなかったので、アヘンは一種の「たしなみ」となり、当然だが人々はたちまちアヘン中毒に陥って、何かよくわからない苦しんで震えるクズみたいになっていった、つまり現代のアメリカの公衆衛生と同じだった/挙句の果てには、それを外国に流し込んで利益を得るという、つまり「売人」の行為をイギリスが国家ぐるみでやって、しかもそのことにケチをつけられると敵国を焼き払うというアヘン戦争をやった、こうしたまるきり暴力団のやり口を国家がやるのも驚きだが、その後も第二次アヘン戦争(アロー戦争)と続いているので、いろいろ想像を超えてくるのだった、やっぱり当人もアヘンが脳に効いていたのだろうか。
痛みが常時続いている現代においては、対抗して常時オピオイドを利かせているのがナイス対策ということになるが(否)、わたしはこのことについて、痛みに耐えられなくなった人ほど「卑屈」という主義を取るということを、経験的に看取している、世の中には卑屈主義およびそれが裏返った高慢主義者が多いものだが、これはどちらともけっきょく「卑屈」の一言で表せるものであり、このことには「痛み」が統括的に支配を及ぼしていることがわかった/「痛み」に対しては「卑屈」がオピオイド的バリアとしてはたらくのだ。
どういうことかというと、つまり最大まで単純化して考えれば、選択肢は「痛み or ポイズン」ということになるわけだ、要は痛みとオピオイドのバランスなのだから、そして痛みそのものは毒ではないので「ダメージ」にはならないのだが、痛みに抗するのにオピオイドを投与し続けていると、それは毒なのでダメージが蓄積してしまう、そういった薬というのは基本的に毒でなければ効果がないのだからしょうがない。
だから、現代人はこの構造下で、それぞれが自家製で毒生産・ダメージ生産をしているということなのだ、何のためかというと「痛み」を緩和するためだ、人々が卑屈主義においてわざわざダメージを自家生産しているのは、痛みを緩和するためだ、そこで痛みとは何かというと、およそ「自分が軽んじられること」だ、自分が軽んじられることがクリティカルな痛みになるので、前もって卑屈主義を導入して、<<自家製ポイズンを服用することで「痛み」を避けている>>というのが真相だ、落ち込んだり反省したり謝罪したり感謝したりすることで「痛み」を避けるという卑屈主義・オピオイド依存症が蔓延しているということになる。

英雄の痛み or 卑屈主義のポイズン。

常時、「今日もポイズン入れとくかぁ」で、痛みを避けられるのだ、オピオイド漬けのアメリカ人のように、「痛みを忌避してポイズンダメージを愛好する」という状態にある、そういうふうにしていれば趣味とコンテンツに満ちた楽しい毎日がやってくるように感じられて精神が安定するのだが、先に述べたように次第に必要なオピオイド投与量は増大していくのでやがてキツさが増していって破綻してしまう。
ここにきてどうも、「痛み」という現象に、何か深いメッセージ性があるように感じる、痛みについての学門を展開する必要があるようだ/おれの書き話すことは、どれだけひどい内容であっても、またどれだけ歯に衣を着せず赤裸々にナタを振り下ろすように語るものであっても、人に「痛み」を与えることはない、痛みを与えるようでは誰もこんなもの読めないだろう、そしておれがあなたに痛みを与えないのは、よもや作文のテクニックなどではない、単におれが痛みを引き受けているからだ、だから誰にも真似できないし、理解といえばほとんど誤解しかしようがないのだ。
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