☆いい女☆で行こう!

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野反湖(のぞりこ)に行ってきた
まりの暑さに腹が立って、草津に行ってきた、草津は標高が1200メートル前後にある。
そして、草津に行くだけではもの足らず(われながら相当腹が立っていたのだろう)、野反湖(のぞりこ)というところまで行ってきた、標高1500メートルにある湖畔だ、行ってみるともう涙が出そうなくらい涼しかった/日中で23℃!
湖畔の涼風に吹かれていると、もうムラムラしてたまらず、そのまま目の前にあったキャンプ場でバンガローを借りて一泊してしまった、バンガローといっても掘っ立て小屋にふとんが準備されているだけだ、ほとんどその場の思い付きだったのでキャンプ道具がなくそれなりに苦労させられたが……(それでも強引に一人でバーベキューをして酒を飲んだ)。
早朝、まだ暗いうち、目を覚まして手洗いに行くと、気温は17℃、そしてバカでかいオリオン座がバカでかい空に浮かんでいて、星がぎっしり並んでいて恐怖だった、ちょうど流星群もあったので、「こんな夜空に流星が飛び交ったら精神がイカれるわ」ということで目を伏せて歩いた。

どうしても大きめのガや、羽アリやアブがいるので、そういうたぐいが苦手な人にはおすすめできないが、とにかくもう涼しくて、景色まで涼しくて涙が出た、まあオススメも何も、東京から車で五時間かかるので、ふつう思い付きだけで行くようなところではない、われながらとびきり腹が立っていたのだろう。
おがけで暑気は身体の芯から抜けてくれたのだが、ふと妙なことに気づく、そういえばおれはそうした遊びについて、ほとんどの人より経験が豊富にあるはずなのに、なぜかそうして遊ぶとき、いつもおれが一番はしゃいでいる気がする。
おれは生まれてこの方、何もせずただ遊んで生きてきただけなので、遊ぶことについてはたいていの場合「一番経験が多い奴」になるのだが、同時にたいてい、「一番大喜びではしゃいで浮かれる奴」にもなる、これは奇妙なことだ、ふつうに考えると、一番経験が多いなら一番スレていて一番落ち着いていそうなものなのに、実際には何であれおれが一番「うおおおお」となっている(今回は一人旅だったが)。
そもそも、おれぐらいの年齢になって、いまだに「暑さに腹が立ったから五時間爆走」とか「湖畔の景色が涼しすぎてうおおおお」とか、そんなことを演出なしにやっているほうがヘンなのだ、自分で言うのも馬鹿馬鹿しいが、こいつは正真正銘の奇人なのだろう、火傷しながら直火で牛肉を焼いてハイボール缶を短時間で5缶飲み干すと脳みそが蒸発して寝た。

おれはソロキャンプが趣味ではないが、あらゆるソロキャンパーより浮かれているだろう。

おれが何かを趣味にすることはけっきょく死ぬまでないのだろう、何かを「趣味」にするというような高尚な機能がおれにはないのだ、おれの脳みそはバカであって、何かいつもとてつもないものに「うおおおお」となっている、遊んでいるときは趣味がないどころか友人も未来もなくなっている気がする。
それをいちいち「遊ぶ」と認識しているわけではないが、とにかくおれが遊んでいるとき、世界のすべてが目の前にある気がしているのだ、そして当たり前だが、世界のすべては目の前にあるのだろう、「世界」をイメージしているほうが錯覚だ、目の前にあるものが世界のすべてにほかならないのだから/そしておれは目の前にありつづける世界のすべてに、大いに満足し、そのはてしない何かを讃嘆し続けているのだった、何がなんだかわからないが、おれだって何がなんだかわかっていなくて、ただ誰もついてこられないということと、誰もついてこられなくていいということだけがそのときのおれにはわかっている。
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